ミニバンで燃費20km/リッター、新型「エスティマハイブリッド」登場

2006.06.12 自動車ニュース

ミニバンで燃費20km/リッター、新型「エスティマハイブリッド」登場

トヨタ自動車は、7/8人乗りのミニバン「エスティマ」に、ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムを載せた「エスティマハイブリッド」を設定、2006年6月12日に発売した。




■ハイパフォーマンス&低燃費

年初に一新された「エスティマ」にハイブリッドが追加された。
新しいエスティマハイブリッドは、従来の「THS-C」に替わり、「プリウス」や「ハリアー/クルーガーハイブリッド」などが積む「THS II」を搭載。可変電圧システムやリダクションギアを備えたハイブリッドシステムで、10・15モード燃費は20km/リッター(2トン未満の車両)の“大台”に乗った。燃費だけでなく、高い動力性能や、電子制御「VDIM」の採用による操縦安定性の向上なども自慢だ。


「G」グレードのシート表皮はアルカンターラが標準。「X」はダブルラッセルとなる。ハイブリッド専用装備として、IRカット&高遮音性ウィンドシールドガラス、排気熱再循環速暖ヒーター、EVドライブモード&スノーモードが備わる。

内容の大幅な進化に加え、内外装もガソリン仕様と差別化を図り、「高級感と所有する歓びを」与えたという。

グレード展開は「G」と「X」の2種類で、それぞれに7人乗りと8人乗りを設定。価格は「X」(8人乗り)の363.3万円から「G“サイドリフトアップシート装着車”」(7人乗り)の441.0万円まで。両グレードに、福祉車両「サイドアップシート装着車」を用意する。




ハイブリッドシステムの基本メカニズムは、「ハリアー/クルーガーハブリッド」に似たもので、駆動方式も前後モーターがアシストする電気式ヨンク「E-Four」。これまでのエスティマハイブリッドから大きく進化したのは、上記SUVハイブリッドと同様、モーターのパワーアップなどにより動力性能が大幅に高められた点だ。

エンジンは2.4リッター直4と変わらないが出力は高められ、150ps/6000rpmと19.4kgm/4000rpmを発生。フロントモーターの出力は13kWから105kW(143ps/4500rpm、27.5kgm0-1500rpm)に、リアモーターは18kWから50kW(68ps/4610−5120rpm、13.3kgm/0−610rpm)と大幅にパワーアップされ、システム全体の出力は約190ps(140kW)となった。40-70km/h加速タイムは、エスティマの3.5リッターV6モデル(4.0秒)に迫る4.2秒、「同クラスのガソリンFF車をも凌駕する」と謳われる、高い動力性能を誇る。




新ハイブリッドシステムに加え、排気ガスの熱エネルギーをヒーターやエンジンの暖気に再利用する「排気熱再循環システム」により、エネルギーロスを低減。2トン未満の車両で、10・15モード燃費20km/リッターの低燃費を獲得した。

動力性能だけでなく、ブレーキや駆動力、ステアリングを統合制御して車両安定性を保つ「VDIM」を全車に標準装備。高い操縦安定性もポイントだ。

ガソリン車と差別化を図るべく、内外装に専用品を採用。エクステリアは、専用フロントグリル&バンパーや、クリアタイプのリアコンビネーションランプ、ハイブリッド専用エンブレムなどを装着。インテリアは、ステアリングホイールなどに木目調のアクセントなどを加えた。メーターは走行系、空調系、電機系のエネルギーメーターが備わるハイブリッド専用タイプとした。

(webCGオオサワ)

トヨタ・エスティマハイブリッド:http://toyota.jp/estimahybrid/

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