シャンゼリゼで往年のGPマシンが爆走!? グランプリ100周年特別イベント、開かれる

2006.06.09 自動車ニュース

シャンゼリゼで往年のGPマシンが爆走!? グランプリ100周年特別イベント、開かれる

今ではF1の各レース名につけられる「グランプリ」の名称は、今年満100歳を迎えた。1906年のフランスに起源を求められる“Grand Prix=大賞”の100周年記念イベントが、2006年6月3、4日にパリで開かれた。

■ブガッティが、ロータスが、マクラーレンが……

「グランプリ」という名称はF1でお馴染みだが、その言葉が自動車レースで初めて使用されたのは1906年のこと。開催地はルマン24時間耐久レースでコース名にもなっているサルト県。1895年に創設されたフランス自動車クラブ(ACF)によって、1906年6月26日に第1回「ACFグランプリ」が開催された。

その後、1947年にフォーミュラ1(F1)のカテゴリーが設置され、その3年後にはF1世界選手権へと拡大、現在のF1グランプリへと名称は受け継がれてきた。

2006年はグランプリが誕生してちょうど1世紀。そこでフランスでは、グランプリ誕生100周年を記念して、さまざまな特別イベントが企画されている。
その第1弾として、フランス・モータースポーツ連盟=FFSA(旧ACF)が6月3、4日にパリで心憎いイベントを行った。

シャンゼリゼ通りには、120馬力、最高速150km/hを誇る1906年の「ダラック」(フランス)を筆頭に、展示車の年型は不明だが、1932〜1935年まで生産された215馬力、最高速230km/hの「アルファ・ロメオ・ティーポB」や「ブガッティ・タイプ35」など錚々たるビンテージマシンがズラリ。

F1マシンは、1968年の「ロータス49」、1989年の「ベネトンB189」、2001年の「プロスACER AP04」のほかに、現行のマクラーレン・メルセデスやホンダ、トヨタなど新旧のグランプリカー約20台が2日間にわたり展示された。

そして4日の午前中には、ビック・エンターテイメントとして、1世紀以上前に製造された1902年(!) の「ルノー・タイプK」や100歳になるダラックを含め16台がコンコルド広場やエッフェル塔、ナポレオンが永眠するアンヴァリッド、セーヌ川などパリの名所を通りながら約9kmをパレード。しかも、実際にはパレードというより、レーシングカーと表現すべき猛スピードで通過していった。

突然公道にあらわれたF1マシンに人々はビックリ。沿道に集まったファンのみならず、しばらくの間、パリジャンたちは1世紀分のエンジン音が重奏するスペシャル・コンサートに耳を傾けた。

(文と写真=野口友莉)

シャンゼリゼで往年のGPマシンが爆走!? グランプリ100周年特別イベント、開かれるの画像

1世紀以上前に誕生した「ルノー・タイプK」

1世紀以上前に誕生した「ルノー・タイプK」

満100歳の「ダラック」

満100歳の「ダラック」

「ブガッティ・タイプ35」

「ブガッティ・タイプ35」

「アルファ・ロメオ・ティーポB」

「アルファ・ロメオ・ティーポB」

「ロータス49」

「ロータス49」

「ルノーRS07」

「ルノーRS07」

「ベネトンB189」

「ベネトンB189」

「ウィリアムズ・ルノー」

「ウィリアムズ・ルノー」

「プロストACER」

「プロストACER」

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