シトロエンのフラッグシップサルーン「C6」
ドイツ勢に一矢報いるか?

2006.05.18 自動車ニュース

シトロエンのフラッグシップサルーン「C6」ドイツ勢に一矢報いるか?

2005年のジュネーブショーでデビューした、シトロエンのトップモデル「C6」。シトロエンらしい奇抜なデザイン、ご自慢のハイドラクティブサスペンションなどで、ドイツ勢に一矢報いたいところ。先頃、英国で発表されたリリースの内容を紹介したい。




■V6搭載、大きくなった“ハイドロシトロエン”

「C3」「C4」シリーズの登場で、日本でも知名度を上げつつあるシトロエン。といっても、シトロエンのお家芸は「ハイドロニューマチック・サスペンション」。そのハイドロを搭載した最新モデル「C6」の詳細が、英国で発表された。

2005年の東京モーターショーにも出展されたC6、そのディメンションは大きめだ。ボディサイズは、全長×全幅×全高=4908×1860×1464mm、ホイールベースは2900mmと、「BMW 5シリーズ」(同4855×1845×1470mm、2890mm)や「メルセデス・ベンツ Eクラス」(4820×1820×1450mm、2855mm)と較べても、一まわり大きい。

エンジンは、3リッターV6ガソリン(215ps)と2.7リッターディーゼル(208ps)の2種類で、いずれもV型6気筒。トランスミッションは6段シーケンシャルATが組み合わされる。グレード展開はいずれも「C6」「C6 Lignage」「C6 Exclusive」の3種類で、グレードが上がるにつれ(当然ながら)快適装備などが充実。英国での価格は、ベーシックモデルの場合、ガソリン仕様が2万9545ポンド(約612万円)、ディーゼルは3万1545ポンド(約653万円)となっている。




ハイドロサスペンションは“最新世代”で、ダンパーを電子制御。乗員数など重量配分による変化や速度に応じて車高を最適化するほか、振動や突き上げなどの衝撃、ノイズを著しく排除することで、「魔法のカーペットに乗っているような乗り心地」を提供すると謳う。ドライバーは任意に、サスペンションのモードを切り替えることもできるという。

■狙うはアッパーミドル

シトロエンが予想する、主たる購買層は3つ。第1に、「社会的地位があり、ビジネスとパーソナルの両面でクルマを利用する、2人以上の子供がいる中年男性」。次に、45〜60歳の子離れした男性。第3は、60歳以上の“悠々自適な”男性だ。

欧州では、ガソリンよりもディーゼルモデルが主力で、プレスリリースでは「アウディ A6 2.7TDi S-line マルチトロニック」や「BMW 530D SE」、「メルセデス・ベンツ E320CDi アバンギャルド」と、最上級グレード「C6 2.7HDi Exclusive」を例に挙げて比較。C6の標準装備が充実していること、ライバルに同等のオプションを設定した場合の価格を列挙し、C6が「リーズナブル」であることをアピールしている。

(webCGオオサワ)

仏シトロエン:http://www.citroen.com/

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