【Movie】“駆けぬける歓び”教えます! 〜「BMWドライバー・トレーニング2006」始まる(後編)

2006.05.12 自動車ニュース
【Movie】“駆けぬける歓び”教えます! 〜「BMWドライバー・トレーニング2006」始まる(後編)

【Movie】“駆けぬける歓び”教えます! 〜「BMWドライバー・トレーニング2006」始まる(後編)

2006年5月7日、毎年恒例の「BMWドライバー・トレーニング」が始まった。
富士スピードウェイで開かれた「プレス向け体験取材コース」の模様を、前半のスピン体験に続けて紹介。


【Movie】 フルブレーキで滑走!
トレーニング後半「ABS体験」の様子を動画で。タイヤの動きにも注目!


【Movie】“駆けぬける歓び”教えます! 〜「BMWドライバー・トレーニング2006」始まる(後編)

■急ブレーキ、誰でも踏めるものか?

(前編からのつづき) 午後のレッスンは「ABS体験」。まず最初の課題は「思い切り強くブレーキをかけること」。そんなのカンタンというなかれ、いざやってみるとこれがなかなか難しい。

まずは、ABS(アンチ・ブレーキロック・システム)が“ない”状態でフルブレーキング。70km/hでブレーキをロックさせた教習車は、まるでアクション映画のワンシーンのように路面をまっすぐに滑っていってしまう。その間ハンドルをどう操作しても、まったくいうことをきいてくれない。

インストラクターはというと、滑走するクルマの傍らでタイヤの転がり具合や、ドライバーの目線まで(!)チェックしていて、次のトライに向けた適切なアドバイスを伝えてくれる。

はじめは萎縮してペダルを踏み切れないひとも、回を重ねるごとにリラックスしてきて、やがては“笑顔でブレーキをロック”できるまでになる。


制動距離は、ABSの有無に関わらず、初期制動の強さで決まる。「だから、ちゃんと強いブレーキをかけられることが非常に重要」と五味インストラクター。

【Movie】“駆けぬける歓び”教えます! 〜「BMWドライバー・トレーニング2006」始まる(後編)

しかし、現実の差し迫った場面では「障害物を避ける」必要も出てくるわけで、強く急ブレーキをかける一方、ブレーキをロックさせることなくハンドル操作もできなければならない。レッスンは、それが“体で理解できる”よう、午前中の「スピン体験」と同様に順を追って進められる。(その模様は【Movie】を参照

レッスン終盤、ようやくABSがつけられて80km/hからの急制動。きちんとレーンチェンジができただけでなく、フルロックブレーキングの時よりも短い距離でクルマが止まると、ABSなんて“耳にタコ”な自動車メディアの参加者からも感嘆の声が聞こえた。


サーキット走行前の諸注意。でも早く走りたい!

【Movie】“駆けぬける歓び”教えます! 〜「BMWドライバー・トレーニング2006」始まる(後編)

■サーキットを“駆けぬける歓び”

1日の最後を締めくくるのは、みなさんお待ちかねの(?)「サーキット走行」。インストラクターがドライブする先導車に3台の生徒車両が連なってコースイン、バンバン周回を重ねていく。

「速度が制限されるのではないか?」と勘ぐられるかもしれないが、その点は大丈夫。ペースの主導権を握るのは後ろにいる生徒のクルマで、先行するインストラクターのほうがそれに合わせてくれる。参加者は無線から流れるアドバイスを聞きながら、ひたすらサーキット走行に集中していればいい。


走行順は毎周入れ替え。全員がインストラクターの直後を走って、ライン取りを学べるように配慮されている。

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タイヤのスキール音とアクセルを全開にするエグゾーストノートが絶えないような“かなりのペース”で各車走っていたが、事前にDSCとABSの効果を体験できたおかげか(?)女性の参加者も思う存分走っていた。
基本的に自分のペースは守れるから、「まわりについていけないのではないか?」という心配も必要ない。

タイヤの焦げる匂いに包まれながら教習車の「BMW 3シリーズ」から降りてきた参加者は、みんな満足げだった。




【Movie】“駆けぬける歓び”教えます! 〜「BMWドライバー・トレーニング2006」始まる(後編)

それでも、この日体験できたのはプレス向けのいわゆる「ダイジェスト版」で、実際の同様のトレーニングは、それよりさらに2時間も長いのだという。

こうしたスクールでは「もっともっと!」と量的な要求にキリがないと聞くが、「ダイジェスト版」から想像するに、レッスンの参加者は充分にドライビングを堪能できるはず。参加費用は決して安くはないけれど、先々までその経験が活きることを考えれば、一度は試してみたい内容だ。

現在、BMWは「6種・16回」というトレーニング日程を予定しているが、今後は拡充する方向という。予定は決まり次第「BMWドライバー・トレーニング」のオフィシャルページにて通知していくとのことだから、興味のあるかたは今後もチェックを。

(webCG 関)

BMWドライバー・トレーニング(オフィシャルサイト)

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