レクサスのフラッグシップ「LS」国内初公開、初のハイブリッド&リムジンも

2006.04.26 自動車ニュース

レクサスのフラッグシップ「LS」国内初公開、初のハイブリッド&リムジンも

2006年4月26日、トヨタ自動車は高級ブランド「レクサス」のフラッグシップ「LS」の新型を都内ホテルで披露した。「LS460」は2006年9月発売。注目のハイブリッドモデル「LS600h」とそのストレッチ版「LS600hL」は、2007年春にデビューを予定する。いずれも価格は未発表。

■すべてにおいて世界最高水準を

2006年デトロイトショーで初公開された新型「レクサスLS」が、発売前に国内でお披露目された。
1989年のデビュー以来、日本では「セルシオ」としてトヨタの頂点に君臨してきたが、最新の4代目からはプレミアムブランド、レクサスのフラッグシップとして販売。「レクサスを極める」という命題を背負い、「プレミアムカー基準の超越」に向け、すべてにおいて世界最高水準を目指したという入魂の高級サルーンである。

ひとまわり大きくなったボディは、全長×全幅×全高=5030(+15)×1875(+45)×1465(−5)、ホイールベース=2970(+45)mm(カッコ内は従来型セルシオ比)のディメンション。
エンジンは、トヨタとしては17年ぶりの新開発となるV8 4.6リッター。電動可変バルブタイミング機構を持つこのユニットは約380psの最高出力と51.0kgmの最大トルクを発生するという。
トランスミッションは、世界初となる8段ATが組みあわせられる。優れた加速だけでなく、燃費や静粛性にも貢献するとされる。

後輪駆動は変わらず。足まわりは、アルミニウムを多用しバネ下重量を軽減させた新開発のマルチリンクエアサスペンション(前後)とした。ステアリングには車速によりギア比を可変するVGRS(バリアブル・ギア・レシオ・ステアリング)を採用し、これを含めたVSC、ABS、TRCなどの電子制御デバイスを統合制御するVDIMも標準で付与される。

内外装にはレクサス共通のデザインフィロソフィーを反映。「L-finesseの完成形を目指した」という。可動品の開閉速度を統一するなど、細部におよぶこだわりを謳う。
そのほか、4座独立調整エアコンや、後席専用DVDプレイヤー、19スピーカーのオーディオなど快適装備の充実は目を見張る。
安全装備においても、ミリ波レーダーやステレオカメラで前方確認をするだけでなく、後突も検知するプリクラッシュセーフティシステムを採用。ドライバーの顔の向きをモニターし、注意を促す機構も備わる。

発売はレクサスが国内展開された2005年8月30日からおよそ1年後の2006年9月を予定している。

■ハイブリッド「LS600h」&ロングバージョンは2007年春

LSにはハイブリッドモデルも用意される。こちらも先のニューヨークショーでいち早くお披露目されたが、日本では初公開だ。

パワーユニットは「LS460」のV8エンジンをベースにつくられた、5リッターV8に、高出力モーターと大容量バッテリーを組みあわせたもの。430ps以上を発生するというその性能は、「6リッターV12並の動力性能と、V6エンジン並の環境性能を持つ」と謳われる。
トランスミッションは、既に販売されている「GS450h」で先行投入した、2段変速式リダクション機構付きの自動無段変速装置(CVT)。これは発進加速と高速走行を両立するため、LoギアとHiギアが自動で切り替わるというものだ。このパワーは四輪駆動により路面に伝えられる。

さらに、ハイブリッド版にのみ用意されるのが初のストレッチバージョン「LS600hL」。120mm延長されたホイールベースにより、後席スペースの居住性を増したリムジン仕様だ。
その後席にはオットマンシートが与えられ、大型のリアコンソール、シートテーブルも備わる。

「600h」「600hL」ともに、発売は2007年春を予定しているという。こちらも価格は未定。

(webCG 本諏訪)

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レクサス:
http://lexus.jp/

レクサスのフラッグシップ「LS」国内初公開、初のハイブリッド&リムジンもの画像



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