横浜ゴム、航空機用タイヤでも「アドバン」を展開

2006.04.21 自動車ニュース

横浜ゴム、航空機用タイヤでも「アドバン」を展開

横浜ゴムは、航空機用ラジアルタイヤ「アドバン AC Y-255」を発表。2006年4月17日、羽田空港内の機体メンテナンスセンターでプレス向けの説明会が行われた。


左が航空機用ラジアルタイヤ。内径22インチ、外径50インチというサイズで、重量は100kgにもなる。が、これでも従来型バイアスタイヤより25kgも減量された。

■「アドバン」をあらゆるカテゴリーのフラッグシップに

横浜ゴムは1940年から航空機用タイヤの開発に着手しており、いまでは世界で4社しかない航空機用タイヤ生産メーカーである。
日本の航空会社が運行するボーイング社の最新鋭ジェット旅客機「ボーイング777」に装着されるのが、今回発表された「アドバン AC Y-255」である。

スポーツブランドとして扱われていた「アドバン」の名称が航空機用に使われることに違和感があるかもしれないが、同社は「ハイパフォーマンスの証」としてお馴染みの名前をつけた。2005年より始まったアドバンブランド世界展開の一貫でもある。
今後はスポーツタイヤだけでなく、あらゆるカテゴリーのフラッグシップに「アドバン」を冠する予定だという。このカテゴリーの一つが、今回アドバンを初展開した航空機用タイヤなのである。


発表会では、横浜ゴムのテレビCMに出演している織田裕二さん、元F1パイロットの片山右京さん、現役ボーイング777の機長を交えたトークショーも行われた。手前に並べられるのは、アドバンタイヤが純正装着されるクルマたち。

■マイナス50度から150度まで耐える

今回装着対象となった「ボーイング777」からもわかるように、航空機は大型化、高性能化してきている。タイヤもそれに対応しうる性能が求められており、航空機とともに進化しているのだそうだ。

停止時に300トン近い機体を全12本のタイヤで支える強度を持つことはもちろん、離着陸時の400km/h近い速度に耐えることや、上空マイナス50度から地面との摩擦熱による150度までの温度差に対応できることなど過酷な条件があり、「アドバン AC Y-255」は当然これらをクリアしている。
さらに高速耐久性や耐摩耗性が高まったことにより超寿命化も図られ、従来のバイアスタイヤに比べ、半分の更生(トレッド部の貼りなおし)回数で、およそ1500回のフライトに使用できるという。

(webCG 本諏訪)

ワールド・アドバン・サイト:
http://www.advan.com/japan/

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