赤毛のアンと「ルート66」“米国31州 1万マイルの旅”(その3) 圧巻のスケールとロマン「ナイアガラ」とプリンスエドワード島

2006.04.12 From Our Staff
赤毛のアンと「ルート66」“米国31州 1万マイルの旅”(その3) 圧巻のスケールとロマン「ナイアガラ」とプ…

赤毛のアンと「ルート66」“米国31州 1万マイルの旅”(その3) 圧巻のスケールとロマン「ナイアガラ」とプリンスエドワード島

日本国内ですら「1日1600kmくらい走ったことがあるよ」と語る、走って走りまくるのが“平気の平左”な笹目二朗。アメリカ国内にとどまらず、カナダへも足を伸ばした。

ナイアガラの滝(TOP写真)と、プリンスエドワード島に掛かる橋。
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アメリカからカナダへ

ナイアガラの滝はやはり感動に値するものだった。落差や規模は想像していたものより小さかったが、エリー湖から流れ込む水量の豊富さに圧倒される。滝の裏側に回ることも、ボートで下から仰ぎ見てズブ濡れになる “お楽しみ”もアリだ。ナイアガラはアメリカとカナダの国境にあり、滝そのものの景観はカナダ側からのほうが綺麗。それで川を渡って越境する。パスポートのハンコは6か月間有効ということで、そのままカナダ領に入って、トロント、モントリオール、ケベック、と抜けてプリンスエドワード島(PEI)へ向かう。

プリンスエドワード島の浜辺、赤い土。
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海に掛かる橋に欄干はなく、道端に低い壁があるだけ。四国は四万十川の沈下橋を思わせるが、もちろんスケールはこちらのほうが大きい。海上を吹き抜ける風は強く、背の高いバスやトラックは恐怖だろう。しかも、80km/hくらいで10分ほどかかる長い橋なのだ。
島内はリゾートらしくのどかで、ゆるくアップダウンを繰り返す道の両脇は牧草地も多く、遠くに海をみはるかす景色はなかなかロマンチック。

グリーンゲーブルス「アンの家」
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イイ雰囲気に酔う

ルーシー・モンゴメリーの小説「赤毛のアン」に出てくる、グリーンゲーブルスは島のほぼ真ん中の北側にある。マリラやマシュー、そしてアン・シャーリーの部屋があり、小説の内容に従って再現されている。子供達が小さいころに一緒に見た映画のイメージとは少し違ったが、映画はケベック郊外で撮られたものらしい。キャベンディッシュ、シャーロットタウンとか、聞き覚えのある地名も懐かしい。

グリーンゲーブルス。マリラのソーイングルーム。
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マサチューセッツのミュージアム

帰路は橋を渡ってから、南方の大西洋側を走り、サンステファンからまた米国に戻り、東海岸を南下する。

そしてたどりついたマサチューセッツには、見逃せない場所がある。ノーマン・ロックウェルのミュージアムだ。サタデイ・イブニング・ポスト誌の表紙などでお馴染みの画家は、素晴らしい環境の所に住んでいたことがわかった。

東海岸といえばロブスターを食べないと……。
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彼の絵にも出てくるストックブリッジは、今回の旅で通り抜けた町のなかで一番イイ雰囲気。森に囲まれた立地で、建物は豪華すぎず新しすぎずひなびてもいない。町らしき体裁のお店が連なるのは、数十メートルのそのT字路だけで、付近一帯が自然に溶け込んでいる。町というより村なのだろうか。ここでは時計もゆったりと時を刻むかのように落ちついている。しかし、クルマで3〜4時間の距離に、ニューヨークという大都会があるのだ。

(文と写真=笹目二朗/2006年4月)

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