赤毛のアンと「ルート66」“米国31州 1万マイルの旅”(その1) アメリカを、走ってみたい

2006.04.10 From Our Staff
赤毛のアンと「ルート66」“米国31州 1万マイルの旅”(その1) アメリカを、走ってみたい

赤毛のアンと「ルート66」“米国31州 1万マイルの旅”(その1) アメリカを、走ってみたい

ほぼ毎年、約1か月かけて海外をクルマで走り、旅をする笹目二朗。(当然ながら)もともとクルマ好き、走るのも大好きな筆者が2005年の旅のテーマに選んだのは、アメリカのルート66を「クライスラー・PTクルーザー」で走ることだった。
全6回でお送りする。

「SEQUOIA NATIONAL PARK」入り口
赤毛のアンと「ルート66」“米国31州 1万マイルの旅”(その1) アメリカを、走ってみたい

ルート66を……PTクルーザーで

北米大陸横断の旅は、クルマの好きな人ならば一度は考える走路だろう。ご多聞に洩れず私もその一人で、ルート66走破を長らく夢見てきた。そして2005年の秋(2005年9月〜10月)にチャンス到来。その夢をかなえることができたのである。

「GENERAL SHERMAN(シャーマン将軍)」と名づけられた「地球上で一番大きな生物」樹齢2300〜2700年、高さ83.8m,幹の太さ(最大)直径11.1m
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どうせ行くなら、「赤毛のアンの故郷であるプリンスエドワード島へも行きたい」という家内の意見も加えることに。ロサンゼルスを起点に、イエローストーン経由でロッキーを越え、ナイアガラの滝をみてカナダに渡り、東海岸を下りつつ、ルート66で西海岸へ戻る、というコースをたどることにした。

ヨセミテの滝。季節柄、水の少ない時期は迫力が物足りない。
赤毛のアンと「ルート66」“米国31州 1万マイルの旅”(その1) アメリカを、走ってみたい

北米大陸をどんなクルマで走るか? それはもう以前から決めてあった。「クライスラー・PTクルーザー」だ。ルックスはもちろん、汎用車ベースらしいおっとりした走りも含め、そのレトロな感覚は、ルート66のヒストリック・ロードをたどる旅にぴったりだ。うん、もうこれ以上の適役はない。オープン2シーターのスポーツカーも考えられないではないが、シートバックが倒れないから、休憩がとれないのでパスした。

ヨセミテ。ハーフドームと呼ばれる世界一の花崗岩。
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問題はどうやって借りるか、である。欧州ならば車種指定のリースカー制度が普及しており、2004年に北極圏へ旅したときははフランス・トラベル・センターで「ルノー・メガーヌ(1.6リッターガソリンの5MT仕様)」を借りた。欧州の海岸線を巡る旅では、TTシステムで「シトロエン・エグザンティア(こちらはディーゼルの5MT)」を借りた。

一方、アメリカは何事にも疎く、レンタカー事情もわからない。そこでクライスラー広報に相談したところ、広報車を使わせて戴けることになったのである。クライスラー広報氏に感謝!

サンフランシスコは坂道の町。お馴染みのケーブルカーも走っている。
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■サンフランシスコを初めて“観光”する

LAから海岸線を北上すればサンフランシスコであるが、シェラネバダ山脈にちょっと寄り道すると、セコイア・パークがある。ここで「シャーマン将軍」の名がついたジャイアント・セコイアを見た。地球上で最も大きな生物といわれ、樹齢2300〜2700年、高さ84m、地上の周囲31mを誇る大樹だ。その昔、巨木の真ん中をくり抜いてトンネルになっているところをクルマが通り抜ける写真を見て、そこへ行ってみたいと思っていたが、さすがに枯れてしまって今は無い。

ヨセミテも大規模な自然公園だ。しかし冬を前にして渇水期にあり、ご自慢の滝は水が少なく、見応えがなかった。残念。世界最大の花崗岩ハーフドームなど、巨石の類は圧巻! の一言である。

サンフランシスコ・ゴールデンゲートブリッジ。
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サンフランシスコは試乗会などで何度か訪れているが、観光はしたことがない。今回は2泊してゆっくり観る。映画や写真に登場する、おきまりのケーブルカーにも乗れたし、チャイナタウンも歩く。ところで、港のアシカは一匹も居なくなっていた。追い払われてしまったのだろうか?

(文と写真=笹目二朗/2006年4月)

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