【スーパーGT 2006】「EPSON NAKAJIMA RACING」、フレッシュなドライバーで新シーズンへ

2006.03.10 自動車ニュース

【スーパーGT 2006】「EPSON NAKAJIMA RACING」、フレッシュなドライバーで新シーズンへ

3月19日のスーパーGT開幕戦を目前に控えた2006年3月9日、「EPSON NAKAJIMA RACING」の体制発表会が、東京・青山の本田技研工業本社で行われた。

■新人ドライバー、改良型マシンで

中嶋悟といえばエプソン。20年以上の付き合いとなる両者がタッグを組んだGTチーム「EPSON NAKAJIMA RACING」は、ロイック・デュバル、武藤英紀という2人のルーキードライバーを牽引役に、改良型「ホンダNSX」でGT500クラスに参戦する。

スーパーGT初年度の昨2005年シーズンは、第3戦マレーシアからターボを捨てNA化したNSXにより速さを取り戻し、第6戦富士スピードウェイではポールポジションから首位攻防戦を繰り広げたりしたが、勝利には恵まれず。松田次生、アンドレ・ロッテラーが全戦でポイントを獲得したが、結果はドライバーズランキング9位、チームは7位に終わった。

今年の目標は、当然、待望の優勝とタイトルを勝ちとること。だがともに23歳のドライバーは、ジュニア・フォーミュラでの経験はあるものの、GTマシンを操るのは初めてだ。

中嶋総監督は、「オフシーズンのテストで例年になく走りこんだ。開幕戦でわかったポジションから、シーズンの組み立てをしていきたい」とコメント。ひとまず若いドライバーに経験を積ませる年となりそうだが、とはいえデュバルはルノーの若手育成プログラムのメンバーだったこともあり、ポテンシャルは侮れない。

マシンは昨年までのNSXの各所を改良したもの。「車体自体の骨格が強くなった印象」とは中嶋総監督の弁。オーバー500psの3.5リッターV6は、もちろんNAである。タイヤは2年目の付き合いとなるダンロップだ。

スーパーGTは3月19日の鈴鹿サーキットでの開幕戦から11月5日の富士スピードウェイの最終戦まで、全9戦を予定。6月の第4戦はマレーシア・セパンで開催される。

(webCG 有吉)


中嶋悟総監督


1982年生まれの2人、武藤英紀(左)とロイック・デュバル。武藤はヨーロッパのジュニア・フォーミュラで経験を積み、2年間全日本F3を戦い、今年スーパーGTとフォーミュラ・ニッポンにステップアップした。
いっぽうフランス人デュバルもヨーロッパでフォーミュラをドライブ。2003年にはフォーミュラ・ルノーのチャンピオンにもなった。ユーロF3で2シーズンを過ごし、2005年のマカオGPではポールポジションを獲得した。武藤同様、中嶋悟のチームでフォーミュラ・ニッポンにもチャレンジする。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。