新型「ポルシェ911ターボ」ワールドプレミア【ジュネーブショー06】

2006.02.14 自動車ニュース
 
【ジュネーブショー2006】新型「ポルシェ911ターボ」ワールドプレミア

【ジュネーブショー06】新型「ポルシェ911ターボ」ワールドプレミア

2006年2月28日のプレスデイで幕を開けるジュネーブモーターショーで、ポルシェAGは、新しい「ポルシェ911ターボ」を世界初公開する。

 

■60psパワーアップ、最高速310km/h

ポルシェ911のトップモデルたる「911ターボ」も今回(997型)で6代目。そのポジションを守らんとさらなるハイパフォーマンス化を推し進めたであろうことは容易に想像できる。

まずは強心臓3.6リッター水平対向エンジンは、先代996型から60psもパワーアップ、トルクは6.1kgmも太くなり、480ps/6000rpm、63.2kgm/1950-5000rpmを発生。最大トルクの発生回転域が広くなったのもポイントだ(先代は2700-4600rpm)。



 
【ジュネーブショー2006】新型「ポルシェ911ターボ」ワールドプレミア

ターボユニットでは「可変タービンジオメトリー」を採用。排ガスの流れを可動式ガイドベーンで整えタービンホイールに確実に流すこの仕組みが寄与し、とくに低回転域でのフレキシビリティ、加速性能の向上が図られた。

6段マニュアルトランスミッションを操れば、0-100km/hを3.9秒で駆け抜け、静止状態から12.8秒で200km/hに到達することができるという。より高性能を味わいたければ、「ティプトロニックS」仕様で、0-100km/h加速3.7秒、0-200km/h加速12.2秒に挑める。最高速は、いずれのトランスミッションでも310km/hに達するという。

さらに韋駄天の速さを手に入れたければ、新設定のオプション「スポーツクロノパッケージ・ターボ」を選ぶこともできる。いわゆるオーバーブースト機能で、ギアシフトレバー(ティプトロニックSの場合はセレクターレバー)隣の「スポーツボタン」を押すと、フルスロットル時、ミドレンジのブースト圧が最大10秒間0.2バール上昇して6.1kgmトルクがアップ。MT仕様では中間加速80-120km/h加速が0.3秒短縮され3.5秒となる。



 
【ジュネーブショー2006】新型「ポルシェ911ターボ」ワールドプレミア

■ストッピングパワーも増強

駆動方式はもちろん4WD。電子制御多板クラッチを使用した新設計のシステムで、「ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)」とあわせ、前後アクスルに対してトルク配分の確実な制御ができ、さまざまな路面状況で常に最適なトルク配分を行うことができると謳われる。

エンジンのハイパワー化にともないストッピングパワーも増強。モノブロック構造の対向式ブレーキキャリパーを採用したディスクブレーキは、フロントアクスルに6ピストンタイプのキャリパーを、リアアクスルには4ピストンタイプのものを装着する。前後のドリルホール付きベンチレーテッドブレーキディスクは、先代比で直径が20mm拡大され350mmとなった。



 
【ジュネーブショー2006】新型「ポルシェ911ターボ」ワールドプレミア

オプションで、セラミックブレーキシステム「ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)」も用意される。標準のものに比べ17kg軽量化されるのに加え、摩擦係数が安定していることによる優れた耐フェード性、さらには卓越した耐腐食性が実現されるとポルシェは胸を張る。ブレーキディスク径は前380mm、後350mmとなる。

ニュー911ターボは、2006年6月24日にドイツで販売が開始される予定という。

なおジュネーブでは、新しい「911 GT3」も公開を控えているとか。ポルシェブースが賑やかになりそうだ。

(webCG 有吉)

 


ポルシェジャパン:
http://www.porsche.co.jp/

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