【FN 2006】新生フォーミュラ・ニッポン、エンジンテストを実施(その1:ローラのニューマシン、トヨタ&ホンダの新エンジン)

2006.01.31 自動車ニュース

【FN 2006】新生フォーミュラ・ニッポン、エンジンテストを実施(その1:ローラのニューマシン、トヨタ&ホンダの新エンジン)

2006年1月29-30日、三重県・鈴鹿サーキットで、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの2006年マシンによるエンジンテストが実施された。

■ローラのニューマシン、トヨタ&ホンダの新エンジン

今年は、シャシー、エンジンともに刷新されるフォーミュラ・ニッポン。マシン本体はローラ社が開発・製作した「ローラFN06」となり、エンジンは17年もの間トップ・フォーミュラを支えてきた「無限MF308」が2005年限りで引退、新たにトヨタ、ホンダが3リッターV8エンジンを供給する。

29日、快晴に恵まれ暖かな日差しに包まれた鈴鹿サーキットに、2種類のエキゾーストノートが響き渡った。

今回のテストは、エンジンの熟成を図るのが目的。1月15日、16日に富士スピードウェイで初テストが行われており、今回は2回目となる。
走行したマシンは2台のみ、トヨタ・エンジン搭載車はチーム・インパルのメンテナンスにより、昨年のチャンピオン本山哲がステアリングを握り、ホンダ・エンジン搭載車は、中嶋企画のメンテナンスでベテラン金石勝智がドライブした。

テストは、午前9時から12時と午後1時から4時までの計6時間行われ、両陣営とも午前は、数周走ってはピットに戻りチェックとセッティング変更、コースに出ることを繰り返し、トヨタ・エンジン車が25周、ホンダ・エンジン車が33周を走行した。

午後のテストでは、走り出してすぐにホンダ車のギアボックスにトラブルが発生しコース上にオイルが出たため、コース清掃のため赤旗が出された。復旧後は、トヨタ車は15周の連続周回テストを含む31周、ホンダ車は21周をこなした。

ベストタイムは、トヨタの本山が1分44秒76、ホンダの金石勝智が1分46秒30(ともにブリヂストンタイヤ)と、本山のタイムは05年最終戦の予選で松田次生が出したポールタイム1分44秒822を上回っている。
金石は「セッティングが決まれば、42秒台に入るかもしれない」といい、本山も「まだ1.5秒は縮まるはず」と今季のマシンの速さを実感していた。

ブリヂストンは、今回のテストから05年に使用したタイヤよりトレッド(幅)が10mm広くなったフロントタイヤを投入。05年まで使用していた「ローラB351」のアンダーステアが強いという声に応えて用意したモノという。

しかし、06FNは特性が違っていたようで、本山、金石ともに走り出してすぐのコメントは「オーバーステアが強い」。それも、走り込んで前後のバランスをあわせていくことにより、午後からは改善されたようだ。(つづく)

(文と写真=KLM Photographics J)

【FN 2006】新生フォーミュラ・ニッポン、エンジンテストを実施(その1:ローラのニューマシン、トヨタ&ホンダの新エンジン)の画像

本山哲

本山哲

金石勝智

金石勝智

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。