【FN 2006】新生フォーミュラ・ニッポン、エンジンテストを実施(その2:セナ似のイケメン新人)

2006.01.31 自動車ニュース

【FN 2006】新生フォーミュラ・ニッポン、エンジンテストを実施(その2:セナ似のイケメン新人)

2006年1月29-30日、三重県・鈴鹿サーキットで、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの2006年マシンによるエンジンテストが実施された。

■パワーがあって速い

(その1からのつづき)翌30日もテストがつづけられ、トヨタ車は本山が、ホンダ車は今季PIAA NAKAJIMA入りすることが確実視されているロイク・デュバルがドライブした。

前日の快晴とは打って変って雲に覆われた朝を迎え、9時のテスト開始前には、雨が降り出しコースはウェット。その後雨はあがったが、空は雲に覆われ終日濡れた路面でのテストとなった。

デュバルは、昨年のFN最終戦翌日に鈴鹿サーキットで行われたルーキーテスト以来のドライブ。ニューマシン、ニューエンジンとも初めてということもあり、午前のセッション開始からウォータースクリーンが上がるコースで精力的に周回を重ねていた。

対するトヨタ車をドライブする本山は、淡々とテストスケジュールをこなし、様々なチェックを行ったという。その中には、ガス欠チェックも含まれ、ガソリンがなくなるまで走りつづけガス欠ぎみでスロー走行になってからもマシンを左右に揺さぶりガソリンがどこまでもつかを確認、最後は130R手前のコース上でストップした。

2日目のベストタイムは、本山が2分01秒28、デュバルは2分01秒90だった。

本山はエンジンについて、「パワーがあって、実際にスピードも速い。12月から開発が始まって、最初はスロットルのフィーリングが悪かったりとか、ツキが悪いとかドライバーの感覚から悪いところを指摘して、今回のテストでは基本的にはすべてクリアになった。特にここが不満という場所がひとつもなくなった」と上々のコメント。

さらに、「昨日のドライの時も今日のウェットでもエンジンはまったく問題なくフィーリングも変らない。信頼性が高くて、このまますぐレースできるんじゃないかと思うほど。あともう一度エンジンテストがあるが、みんなのためにがんばります。トヨタ・エンジンを使うチーム、ドライバーには、すごくいいニュースが出せると思う」と締めくくった。

■新設計レインタイヤも

この日、今季から投入される新設計のレインタイヤをブリヂストンが持ち込み、テストされた。
従来のレインタイヤとはトレッドパターンが変更され、すり減った状態で接地面積が広がり、乾いた路面でのグリップ力を確保できるという。

このレインタイヤについて本山は、「昨年のタイヤよりすごくポテンシャルが上がっている。ドライバーにとっては安心して乗れるし乗りやすい。今回ウェットからハーフウェットとなったけど、(レンジが)幅広く、かなり使えるタイヤだ。いいタイヤをつくってくれた」と歓迎のコメントを残した。

■セナ似のイケメン新人

中嶋悟監督に新人デュバルについて聞くと、「お上手ですよねぇ。いまのところは、予想通りというか、いいドライバーですよ。テストなので、毎回毎回いろいろ試して走らせているがハズすこともないし、彼自身、走りながらもいろんなことを試している」

記者からの「イケメンですよね」という質問に対してこんな話も飛び出した。「いろんな意味で話題になって人気が出くれたらいいよね。なんかねぇ、フッと見るとね、セナに似てんだよねぇ。俺なんか思い出すんだよね」と、元チームメイトだった故アイルトン・セナを思い出させるという。

エンジン合同テストは、2月9、10日にツインリンクもてぎで予定。開幕戦は4月2日、富士スピードウェイで開かれる。

(文と写真=KLM Photographics J)

【FN 2006】新生フォーミュラ・ニッポン、エンジンテストを実施(その2:セナ似のイケメン新人)の画像

同じくホンダ・エンジン

同じくホンダ・エンジン

ブリヂストンは新しいレインタイヤをテストに投入。左が旧パターン、右が新パターンだ。

ブリヂストンは新しいレインタイヤをテストに投入。左が旧パターン、右が新パターンだ。

中嶋悟監督から、F1で元チームメイトだった故アイルトン・セナに似ているといわれたロイク・デュバル。本当に似ているのかどうか知りたい人は、彼がPIAANAKAJIMAのシートを獲得したら是非サーキットで確認を。

中嶋悟監督から、F1で元チームメイトだった故アイルトン・セナに似ているといわれたロイク・デュバル。本当に似ているのかどうか知りたい人は、彼がPIAANAKAJIMAのシートを獲得したら是非サーキットで確認を。

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