アウディはついに輸入車4位に、2006年は6種の新型を投入

2006.01.30 自動車ニュース

アウディはついに輸入車4位に、2006年は6種の新型を投入

2006年1月27日、アウディ・ジャパンは、2005年の実績と、2006年の活動報告をする記者会見を、在日ドイツ連邦共和国大使公邸にて開催した。


アウディ・ジャパンのヴァルター・ハーネック社長

■「A3スポーツバック」が売り上げ増に貢献

アウディ・ジャパンのヴァルター・ハーネック社長は、2005年の実績に関して、6年連続の前年比プラス伸長と、輸入車市場におけるシェアを0.5ポイントアップ(6.3%)したことを報告した。2005年度(1-12月)の累計登録台数は1万5420台だった。
年頭に掲げた2004年比20%増は未達に終わったが、シェアにおいてボルボを抜き、初めて4位の座にのぼったことに喜びの表情を見せた。


「A3スポーツバック」

売り上げは、2004年10月に発売された「A3スポーツバック」が台数増を牽引した。年間を通して供給が追いつかなかったぐらいの人気だったともいわれる。ライバルたちも「メルセデス・ベンツAクラス」「BMW 1シリーズ」などを投入し、プレミアムコンパクト市場が活性化された影響もあるだろう。
さらに販売全体の約44%を占める「A4」シリーズも堅調。末期モデルとなる「TT」を除いては、すべての車種において台数が増加したという。

ハーネック社長は、「ヤナセが作り上げたイメージで女性を中心に売れてきたが、男性向けにアピールしてきた戦略が実りつつある。これからも大胆なデザインをアピールして、男性客を取り込む」という考えを示した。


2005年の東京モーターショーでワールドプレミアとなった「S8」

■2006年には6つの新型車を投入

2006年には1万7000台超の販売目標を設定。この数字が実現すれば、アウディの歴代トップとなる国内販売台数となる。
これら販売増につなげる要素として、販売店の増加と質の向上、そして顧客満足度向上のためのブランドエクスペリエンスなどを強化していく考えを発表。さらに、6つの新型車投入が明言された。

2006年、ラインナップに加わるのは、いずれもスポーティな車種。まずはV8エンジン搭載の「RS4」。そして「S6」「S8」のV10ハイパフォーマンスカーが追加。さらにフルモデルチェンジされた「オールロードクワトロ」と「TT」、加えてアウディ初の本格SUVとなる「Q7」も発売される。いずれも今年後半に投入される予定だという。


2005年のフランクフルトショーでデビューした、アウディの新型SUV「Q7」

輸入車全体で見ても、プレミアムブランドが特にシェアを伸ばしている傾向があり、この波に乗って、今後もさらなる販売増を狙うアウディ。「今後もプレミアムブランドは伸びていくだろう。2015年には販売台数を倍増させたい」と、さらなる拡大に意欲を見せた。

さらに「Q7」の投入を皮切りに、SUVセグメントにも本格参入する考えも示唆した。ダイムラー・クライスラーがディーゼルエンジンを国内投入することに関しては、「アウディとしてはまだ時期ではないと思う。イメージの浸透を優先する」とのコメントが聞かれた。

(webCG 本諏訪)

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