トヨタのグローバルカー「カムリ」フルモデルチェンジ

2006.01.30 自動車ニュース

トヨタのグローバルカー「カムリ」フルモデルチェンジ

トヨタ自動車は、世界100カ国以上で販売されているグローバルモデル、FFセダン「カムリ」をフルモデルチェンジし、2006年1月30日に発売した。


「世界をリードするミディアムセダンのあるべき姿」を具現したという「カムリ」の前に立つ、渡辺捷昭トヨタ自動車社長。

■主戦場は彼の地

1980年誕生のFRモデル「セリカカムリ」に次いで、1982年にFFレイアウトを採用して海を渡り始めた「カムリ」は、いまではすっかりトヨタの世界戦略車として知られている。




現在日本を含む世界8カ国で生産、100以上の国・地域で販売され、2005年9月には累計販売台数が1000万台を達成。特に年間40万台を販売しているアメリカでの人気は絶大で、過去8年間で7回もナンバーワンの座についた乗用車である。
国内ではだいぶ地味な立場に追いやられているが、新型のつくりがしっかりしたものであることは想像に難くない。

2001年9月発売の先代を経て一新された最新型は、ダイナミックを謳うデザインと、ホイールベース延長のボディで広くなった車内空間、車両運動性能と安全・環境性能などをセリングポイントとした、「トヨタブランドの最上級FFセダン」としてリリースされた。




エンジンは2.4リッター直4のみで、FFには5段ATを、4WDには4段ATを組み合わせる。価格は247.8万円から336.0万円まで。月の目標販売台数は1000台、つまり年間で1万2000台。全世界では50万台を売りたいと息巻くグローバルカー、主戦場が彼の地であることは、誰が見ても明らかだ。




■長さそのまま、幅とホイールベースを拡大

実用セダン然とした先代の衣は、切れ長ヘッドランプや塊感あるフロントフード、グリル、バンパーなどでキリっとしたものに替えられた。
全長×全幅×全高=4815×1820×1470(4WDは1480)mm、ホイールベース=2775mm。全長はそのまま、幅で25mm、ホイールベースで55mm拡大、いっぽうで高さは20mm低められた。

前後席間の距離は30mmプラスの970mm。後席の足もとスペースを広くし、またフロア自体をフラット化して左右の移動のしやすさも向上させたという。
トランクルームは容量で504リッターと先代比83リッターマイナス。奥行き1039mm、幅1585mmのスペースには10インチゴルフバッグが4セット収まるという。




エンジンは、新型「エスティマ」や「RAV4」などにも載る2.4リッター直4「2AZ-FE型」改良版。先代比8psアップの167ps/6000rpm、0.4kgm増の22.8kgm/4000rpmを発生する。
5段ATが搭載されるFFでの燃費は11.4km/リッター(10・15モード)。全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」をクリアする。

装備面では、キー携帯でドアの開閉やエンジンスタートができる「スマートエントリー&スタートシステム」、左右独立調整のオートエアコン、7インチディスプレイ付きのHDDナビゲーションなどを用意。エアバッグは全車7つを標準搭載し、このうちドライバーの下半身を守る運転席ニーエアバッグは新採用という。

(webCG 有吉)




トヨタ自動車「カムリ」:
http://toyota.jp/camry/

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