【カーナビ/オーディオ】iPod対応はすでに常識!? 最大の家電ショー「CES」でわかった2006年のトレンド(前編)

2006.01.19 自動車ニュース

【カーナビ/オーディオ】iPod対応はすでに常識!? 最大の家電ショー「CES」でわかった2006年のトレンド(前編)

アメリカ最大規模の家電ショーといえるコンシュマー・エレクトロニクス・ショー(以下CES)が、2006年1月5〜8日の4日間、ラスベガスで開催された。数千にのぼる出展社ブースの中から、カーオーディオ関連を中心に野村ケンジが紹介する。

<第1回 CESのスケールに驚いた!>

■改めて、CESって何?

──基本的なことをお聞きしますが、CESってどんなイベントなんですか?

野村:CESは、アメリカ最大、いや世界最大規模といっても過言ではない家電ショーです。ホームオーディオ/シアター、カーオーディオなどのAV関連の出展が中心ですが、近年はパソコン関連の出展も多いですね。例えばインテルは、この会場で新型CPUの発表をしていました。MACにも搭載されて話題となっている「Core Duo」ってやつです。

──CESに行けば、AV関連とパソコン関連の最新情報がわかるんですか?

野村:そのとおり。実はCESって、一般の人も入場できるのですが、基本的にはディラーや販売店を対象とした、一般的に「トレードショー」と呼ばれるタイプのイベントなんです。そのためメーカーは今年1年間でデビュー予定の新製品を、ずらりと並べてアピールします。これからどんな新製品が登場するのか、CESの会場でおおむね把握することができるのです。

■日本人にも大いに関係するCES

──確かに「チェックすべき重要なイベント」なんですね。けれども、それらはあくまでアメリカで発売される製品ですよね。まったく関係ないとは言わないものの、日本からわざわざ見に行くこともないのでは?

野村:ふふふ、僕も以前はそう思っていました。参考程度にしかならないだろうと。しかし実際のところは、大いに関係しています。
まずこの会場で展示された新製品、アメリカで発売される製品の多くが、日本でも販売されることになります。日本メーカーや日本に輸入代理店があるメーカーの製品は特にそうですが、日本にディーラー網のない小さなメーカーの製品も、この会場で日本人の輸入業者が目を付け、日本での販売に漕ぎつけるものがあります。なかには「こちらは日本仕様」と書かれた展示品までありましたよ。出展する側も輸入する側も見逃せないイベントなんです。

■とてつもなく広い会場

──CESの会場はそうとう広いと聞きましたが、何社くらいが出展しているのですか?

野村:小さなメーカーを入れると、数えきれないくらい(笑)。地元アメリカはもちろん、日本や韓国などのアジア、ヨーロッパなど、世界中から数千に上る会社が出展しています。そのため会場は、メインの「ラスベガス・コンベンションセンター」のほかに、1つのイベントホールと2つのホテルを使っています。
とはいっても、メイン会場のラスベガス・コンベンションセンターだってものすごく大きいんですよ。こちらは中央、北、南という、それぞれが幕張メッセくらいはありそうな3つのホールを中心に、大小様々なイベントスペースが集まった複合(増築!?)施設。あまりにも広いため、巡回バスが運行されているくらいですから。

──なるほど。ものすごい規模のイベントなんですね。

野村:来場者も今年は15万人がいたそうです。このCESと10月のSEMAショーの期間だけは、カジノと夢の街ラスベガスも、ビジネスマンたちであふれかえるんです。そしてCESを訪れた後、パソコン関連業界の人はMACワールドエクスポを、クルマ関連の人はデトロイトショーを見に散っていく。僕は日本に帰って来ちゃいましたが(笑)。

■ジャンル別に各社があつまる

──それだけ広いと、見てまわるのも大変ですね。

野村:4日間ですべての出展ブースを見るのはまず不可能でしょう。業種を絞るか、パンフレットとにらめっこして事前に見たい出展ブースをチェックするのが得策です。

──東京モーターショーなどのように、業種ごとにホールが分かれていたりはしないのですか?

野村:だいたいは分かれています。まずラスベガス・コンベンションセンターですが、中央ホールは主立った家電メーカーが集まり、南ホールはホームシアター系、そして北ホールにカーオーディオ系の出展ブースが集まっています。
とはいっても、ホームとカーの両方を持つパイオニアやケンウッドなどは合同のブースを中央ホールに構えていますし、アルパインなどは北ホールと中央ホールの間にあるイベントスペースに独立したブースを用意していました。ですから北ホールだけチェックすればカーオーディオのすべてがOKというわけではないんです。

ちなみにちょっと離れた場所にあるリゾートホテル「アレクシスパーク」にはハイエンド・ホームオーディオが、こちらも幕張メッセくらいはありそうな「サンズエキスポ」にはパソコンとオーディオのパーツやアクセサリーメーカーが集まっています。

それでは次回はカーオーディオ関連のブースを中心に、会場の様子をご紹介することにしましょう。

(文と写真=野村憲司)

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別会場のひとつ、サンズ・エクスポ。こちらも幕張メッセ並みの広さを持つ。

別会場のひとつ、サンズ・エクスポ。こちらも幕張メッセ並みの広さを持つ。

アレクシスパークでは、高級ホームオーディオの数々が試聴できるようになっている。

アレクシスパークでは、高級ホームオーディオの数々が試聴できるようになっている。

いくつかのブースでは、コンパニオンの姿も見られた。とはいえ、CESに通って10年の先輩ライターにいわせると以前よりおとなしい衣装になったという。

いくつかのブースでは、コンパニオンの姿も見られた。とはいえ、CESに通って10年の先輩ライターにいわせると以前よりおとなしい衣装になったという。

宇宙人?も、会場を闊歩。

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