GM、ハイブリッドで起死回生を狙う【デトロイトショー06】

2006.01.11 自動車ニュース

【デトロイトショー06】GM、ハイブリッドで起死回生を狙う

1月8日に開幕した2006年のデトロイトショー(北米国際自動車ショー)。トヨタに世界一の座を奪われそうな巨人、ゼネラルモーターズは、日本勢がリードするハイブリッドカーを中心に攻勢をかける。

■サターンのハイブリッドSUV

まずは日本では懐かしいサターンから出るSUV、2007年型「ヴュー・グリーンライン・ハイブリッド」。比較的安価なシステムを採用し普及を狙いたい1台だ。

2.4リッターエンジン+電気モーターのハイブリッドシステム、アイドリングストップ、減速時の燃料カットオフ、加速時の電気駆動アシスト利用、回生ブレーキによるエネルギー回収などの技術により、燃費は市街地で約11.5km/リッター、高速走行で13.6km/リッター、約20%の向上が見込まれる。
ちなみに、排気量も計測方法も違うが、3.3リッター「トヨタ・ハリアーハイブリッド」の燃費はリッター17.8kmである。

2006年半ばに販売予定で、2万3000ドル(およそ260万円前後)からというプライスタグを付ける。

■ダイムラー、BMWとの共同開発「2モード式ハイブリッド」

GMは、ダイムラー・クライスラー、BMWとともに「2モード式フルハイブリッド・システム」なるものを開発している。ガソリンとディーゼルに対応、市街地走行と高速道路走行に最適化された2モード式により、燃費は25%向上するという。シボレーの大型SUV、V8ユニット搭載の「タホ」2008年型で採用され来年発売が予定される。

GMパワートレインのグループ副社長トム・スチーブンズは、「シボレー・タホ2モード式ハイブリッドは、フルサイズSUVの機能性と快適さを備えているだけでなく、大半のアメリカ人のクルマの使い方を考慮して、高速道路走行時の燃料消費をより効率的に削減するフルハイブリッド・システムを搭載しています」と語る。

(webCG 有吉)

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「シボレー・タホ2モード式ハイブリッド」

「シボレー・タホ2モード式ハイブリッド」

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