トヨタ、2005年でIRLから撤退

2005.12.16 自動車ニュース

トヨタ、2005年でIRLから撤退

トヨタ自動車の米国販売会社、米国トヨタ自動車販売は、IRLインディカーでのエンジン供給を、2005年で終了すると発表した。既に6月に2006年シーズンをもって撤退することを発表していたが、1年前倒しでアメリカン・オープンホイールレースから姿を消すことになる。

トヨタ・エンジンは、ライバルのホンダを追うように、1996年CART(現チャンプカー)でデビュー。参戦当初は、勝利を重ねるホンダを尻目に苦戦したが、2000年、ファン・パブロ・モントーヤによる初優勝を皮切りにポテンシャルを開花させ、2002年にはクリスチアーノ・ダ・マッタのドライバーズタイトルとあわせ、マニュファクチャラーズタイトルも勝ち取った。

2003年、ホンダとともにIRLインディカーシリーズに鞍替え。以後2005年までの3年間に49レースを戦い、インディアナポリス500での勝利を含む17勝をあげ、ポールポジションは22回を数えた。同シリーズでは、2003年にスコット・ディクソンのドライバーズと、マニュファクチャラーズの両タイトルを手に入れた。

CARTとIRLに分裂して10年がたとうとしている今、アメリカではオープンホイールレースにかわり、ストックカーのNASCARシリーズが大人気という。トヨタの軸足は、現在参戦中のNASCAR「クラフツマントラックシリーズ」に移る、あるいはその上の「ネクステルカップ」にチャレンジする、ということなのだろうか。

なお、2006年からはホンダ・エンジンが全車に供給される。

(文=webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)

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