【F1 2005】ウィリアムズ、2008年以降もF1に出場

2005.12.09 自動車ニュース

【F1 2005】ウィリアムズ、2008年以降もF1に出場

名門チーム、ウィリアムズF1は、2005年12月7日、F1のさまざまな取り決めを定めた「コンコルド協定」にサインしたことを発表した。
これにより、協定を認めたチームは、フェラーリ、レッドブル・レーシング(と事実上認めることになろうスクーデリア・トロ・ロッソ)、ミッドランドと、既存10チーム中半分を占めるに至り、大手自動車メーカーを巻き込んだ政治的問題に影響を及ぼしそうである。

■F1の“憲法”と政治的問題

コンコルド協定(Concorde Agreement)とは、F1の運営にかかわるさまざまな事柄を定めた“憲法”のようなもの。国際自動車連盟(FIA)とF1関連企業、チーム、参戦している自動車メーカー、レースのプロモーターと、関係各所がスムーズに活動できるよう、事細かな手順が記されているというが、原則、一般公開されることはない。

今回ウィリアムズがサインしたのは、2008年以降の改定版。この改定を巡って、事態は自動車大メーカーを巻き込んだ政治的問題へと発展している。
良くも悪くもF1になくてはならない存在となった自動車メーカーは、自らの発言力強化と、収益の配当分け前アップなどを求め、新団体を設立。F1に対抗するシリーズ新設という“脅し”で勝負に出ている。

ウィリアムズは、商業権を持つFOM(Formula One Management)がチームへの収益配分見直しを呑んだことが今回の決断に至った理由とした。

メーカー側の連合体GPMA(Grand Prix Manufacturers Association)に属するBMW、ルノー、ダイムラー・クライスラー(メルセデス・ベンツ)、ホンダ、トヨタのうち、日系2メーカーはFOM寄りといわれている。
ウィリアムズのいう、メーカーが望んでいる収益構造改革がされるのであれば、GPMAの存在意義にも疑問符がつきかねない。両者和解への道が模索される可能性が、グッと高くなったといえるだろう。

(webCG 有吉)

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