キズがもとに戻るクリア塗料、日産が開発

2005.12.05 自動車ニュース

キズがもとに戻るクリア塗料、日産が開発

日産自動車は、ボディ塗装表面のキズが時間とともに直るという、世界初を謳うクリア塗装、「スクラッチガードコート」を開発したと、2005年12月2日に発表した。近くSUVの一部車種に採用するという。

従来までは塗膜に柔軟性を持たせキズを防ぐ方法が採られていたというが、耐久性に難があったとか。
今回発表された「スクラッチガードコート」は、最表面のクリアコート塗装部に、特殊な高弾性樹脂を配合。加えて高密度の網目状構造とすることで、柔軟性と強靭さを備えた、耐久性の高い塗膜を実現している、という。

これにより、塗装表面にキズがつきにくくなるばかりか、「ある程度の擦りキズが生じた場合も、時間の経過とともに、塗装表面がほぼキズが生じる前の状態まで復元する」(プレスリリース)。運転に自信のないドライバーには朗報といえよう。

ただし、クリア塗装が剥がれるような深いキズ、あるいは塗装自体が切断された場合には復元せず。また、「周囲の温度状況、キズの深さによって復元する時間は変化します」という注意書きがあり、場合によっては 1週間程度かかることもあるとか。その実力を試してみたいところだ。

(webCG 有吉)

キズがもとに戻るクリア塗料、日産が開発の画像

塗装表面についた擦りキズが復元した状態。

塗装表面についた擦りキズが復元した状態。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。