【Movie】1億6300万円で1001ps、「ブガッティ・ヴェイロン16.4」で300km/hオーバーを味わう(後編)

2005.12.03 自動車ニュース
 
【Movie】1億6300万円で1001ps、「ブガッティ・ヴェイロン16.4」で300km/hオーバーを味わう(後編)

【Movie】1億6300万円で1001ps、「ブガッティ・ヴェイロン16.4」で300km/hオーバーを味わう(後編)

2005年の東京モーターショーで正式に市販モデルとして発表された「ブガッティ・ヴェイロン16.4」。1億6300万円(予定)という超高級車、最高出力1001psというモンスターマシンに富士スピードウェイで同乗体験。ようやく『webCG』リポーターに出番がまわってきた。
(前編はこちら



 
【Movie】1億6300万円で1001ps、「ブガッティ・ヴェイロン16.4」で300km/hオーバーを味わう(後編)

■260km/h以上で針が見えない

ようやく同乗の出番。ドライバーがスターターボタンを押してエンジンをかけると、後方から低い音が聞こえ出した。レーシングカーにありがちな、カン高い音ではない。革とメタルのパーツをふんだんに使ったインテリアはまさに高級車(もちろんだが)のそれだ。

ピットアウトすると、直後からものすごい加速を披露するヴェイロンだが、予想に反して助手席の乗り心地は悪くない。顔をしかめ、額に汗するようなことはなく、いたって快適な同乗である。ボディの揺れも少なく、4WDの恩恵で挙動も安定している。また、ドライバーと会話ができるほど、騒音レベルは低い。もちろん静かとまではいかないが。



 
【Movie】1億6300万円で1001ps、「ブガッティ・ヴェイロン16.4」で300km/hオーバーを味わう(後編)

直線に入ったところで、ドライバーはフルスロットル。直線でメーターを確認しようと思ったが奥まっていて確認できず、420km/hまで刻まれるスピードメーターは、みるみると針を右に投げ、260km/hあたりからは助手席からでは針が隠れて見えなくなってしまった。

約1.5km、富士スピードウェイのストレートでは、残念ながら400km/hには到達できないとのことだが、リポーターには初となる300km/hの壁を超えることになりそうだ。瞬く間に1コーナーが近づいてくると、ドライバーは「310km/hぐらいだったな」。


【ミハエル・クルム、ヴェイロン16.4にはしゃぐ】
同乗体験のドライバーは、GT選手権などで活躍するミハエル・クルム。「今日は朝からこのクルマに乗っているけど、何度運転してもエキサイティングだよ!」と興奮気味だった。
走行中の車内からの景色をご覧下さい。



(撮影=ウインズモーメント/編集=webCG関)
 
【Movie】1億6300万円で1001ps、「ブガッティ・ヴェイロン16.4」で300km/hオーバーを味わう(後編)

■GTマシンより速い

その後、車両をいたわるためにクールダウン走行し、ピットイン。
運転を担当したのは、GTドライバーでもあるミハエル・クルムだ。彼いわく「GTマシンよりも断然速い。コーナリングではGTに負けるだろうけど、パワーで追いつけるかもね」とそのパフォーマンスに感嘆していた。

リポーターにとって印象的だったのは、ストレートでの最高速よりも、コーナーを立ち上がる際の加速感。それとDSGの素早いギアチェンジだった。市販のDSGよりさらに速く、レーシングマシンのようにタイムラグの短い変速が行われていた。

たった300台しかつくられない超弩級高性能車。このクルマをオーナーとして、一般公道で操る機会など、一般人のリポーターにめぐってくるはずはない。今回の同乗走行で、つかの間の夢を見させてもらった。

(webCG 本諏訪)



 
【Movie】1億6300万円で1001ps、「ブガッティ・ヴェイロン16.4」で300km/hオーバーを味わう(後編)

【関連記事】
【東京モーターショー2005】「コレはゼッタイ」
ブガッティ・ヴェイロン16.4:ついに量産に漕ぎ着けたヴェイロンが幕張に登場
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000017385.html
【東京モーターショー2005】ブガッティ・ヴェイロンは1億6300万円 300台限り!
http://www.webcg.net/WEBCG/news/000017335.html

関連記事
  • エルメスデザインの「ブガッティ・ヴェイロン」は2億7800万円【ジュネーブショー08】 2008.3.6 自動車ニュース ブガッティがジュネーブショーで発表した「Bugatti Veyron Fbg par Hermès」は2億7800万円。
  • ポルシェ・カイエンGTS(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.16 試乗記 発表から7年、その後のマイナーチェンジからもはや2年半が経過した2代目「ポルシェ・カイエン」。もはや円熟の域に達した感のある同車は今、われわれにどんな走りを見せてくれるのだろうか。スポーティーな「GTS」グレードのステアリングを握った。
  • ランボルギーニ・ウラカンRWDスパイダー(MR/7AT)【試乗記】 2017.4.27 試乗記 「ランボルギーニ・ウラカン スパイダー」の後輪駆動モデル「ウラカンRWDスパイダー」に試乗した。前輪の駆動機構を捨てたことによって生まれた軽快感を、風とたわむれながら味わうこと。それこそが、このクルマの醍醐味(だいごみ)と言えそうだ。
  • ブガッティ・シロン(4WD/7AT)【海外試乗記】 2017.3.27 試乗記 1500psから420km/hという最高速を繰り出す「ブガッティ・シロン」に試乗。その桁外れの動力性能は驚きに値するが、それにも増して感動的だったのは、どんな状況でもこのクルマを100%信頼できるという感触が備わっていることだった。
  • アバルト595(FF/5AT)【試乗記】 2017.5.19 試乗記 FCAが擁する高性能スポーツブランド「アバルト」のラインナップにおいて、最もベーシックなモデルとなるのが「595」である。刺激的な走りと門戸の広さを併せ持つAT仕様に試乗し、“さそり印”のスポーツカーに受け継がれる伝統に思いをはせた。
  • アウディQ2ファーストエディション(FF/7AT)【試乗記】 2017.5.18 試乗記 アウディのSUVファミリーである「Qシリーズ」に、最もコンパクトな「Q2」が登場。「今後の販売の柱」と位置づけられるニューモデルの実力を、装備充実の1.4リッターモデルで確かめた。
  • 新型「ランドローバー・ディスカバリー」の受注がスタート
    2017.5.8 自動車ニュース ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2017年5月8日、新型「ランドローバー・ディスカバリー」の受注を開始した。第5世代にあたる新型ディスカバリーは、2016年9月のパリモーターショーで世界初公開されていた。
  • マセラティ・レヴァンテ ディーゼル(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.15 試乗記 いよいよデリバリーが始まった「マセラティ・レヴァンテ」のディーゼルモデルに試乗。いたるところにちりばめられたブランドシグネチャーとは裏腹に、巨大なボディーやエンジンのフィーリングなど、筆者の知る“マセラティ”とはまるで別物……。お前は一体何者だ? その正体がはっきりと見えたのは、伊豆のワインディングロードだった。 
  • スバル・インプレッサG4 1.6i-L EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】 2017.5.10 試乗記 “素のグレード”の出来栄えにこそ、そのモデルの実力が表れる。スバルのCセグメントセダン「インプレッサG4」のエントリーモデル「1.6i-L EyeSight」に試乗。その走りや装備の充実度、静的質感などを通して、スバルの最新モデルの地力に迫る。
  • メルセデス・ベンツが『スター・ウォーズ』とコラボした「CLA」を発表 2017.5.2 自動車ニュース 2017年5月2日、5月4日の「スター・ウォーズの日」(“May the Force be with you”と“May the Fourth”の語呂合わせ)を前にして、メルセデス・ベンツと映画『スター・ウォーズ』がコラボした特別プロジェクト発表イベントが都内で開催された。
ホームへ戻る