元WRCチャンピオン、リチャード・バーンズ逝去

2005.11.28 自動車ニュース

元WRCチャンピオン、リチャード・バーンズ逝去

2001年にスバルでワールドチャンピオンとなったラリードライバー、リチャード・バーンズが、2005年11月25日、脳腫瘍によりロンドンの病院で死亡した。享年34歳。

1971年生まれのイギリス人、バーンズは、1990年に地元RACラリーでWRCデビュー。その後スバル、三菱で経験を積み、1998年からWRCフル参戦をスタートさせた。この年トミ・マキネンのチームメイトとして三菱に在籍、サファリ・ラリーで初優勝を遂げた。

翌1999年にスバルへと戻り、インプレッサで奮戦。ギリシャなどで3勝を記録したもののマキネンにタイトルを奪われ、2000年には4勝するものの今度はマーカス・グロンホルムの手に栄冠がわたった。

念願のタイトル奪取は2001年。シーズン序盤のスロースタートをひっくり返し、地元イギリスで勝ち取ったWRCクラウンだった。

2002年、スバルからプジョーへ移籍。リタイアがつづくなどしランキング5位に終わる。

翌2003年もプジョーのステアリングを握り、6回のポディウムで最後までタイトル争いに食い込んだ。
決定戦となった母国での最終戦への道中、突如病に倒れ同ラリーを欠場。悪性脳腫瘍の一種である星状細胞腫であることが判明し、2004年からのスバル復帰を前にラリーを断念、治療に専念せざるを得なかった。

手術と治療を繰り返し、一時は回復の兆しが見られたというが、数日間の昏睡の末、家族に見守られながら息を引きとった。

なお、彼の公式サイト(http://www.richardburns.com/)では、ファンからのメッセージを受け付けている。

(webCG 有吉)

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