「日産ウイングロード」フルモデルチェンジ、「機能で遊びをシフトする」

2005.11.14 自動車ニュース

「日産ウイングロード」フルモデルチェンジ、「機能で遊びをシフトする」

日産自動車は、コンパクトなステーションワゴン「ウイングロード」をフルモデルチェンジし、2005年11月14日に発売した。

■「SHIFT_ FUNction」

「サニー・カリフォルニア」と「ADワゴン」が統合され1996年にできたコンパクトなステーションワゴンが「ウイングロード」。6年ぶりに一新された3代目は、先代同様、顧客層を若者、特に20代半ばの独身男性にフォーカスし、目的に応じて自在に使えるワゴンを目指したという。




いつものコマーシャルメッセージは、「『SHIFT_ FUNction』機能で遊びをシフトする」。この手のベーシックワゴンに求められるシートアレンジなどの機能性がセリングポイントだ。

エンジンは1.5、1.8リッターの2本立てで、最廉価版と4WD車にはコンベンショナルな4ATを、その他にはCVTを組み合わせる。ヨンクは電気式の「e・4WD」だ。
価格は149万3100円から189万2100円まで。月の販売目標台数を3500台に設定する。




■車内の数々のギミック

エクステリアデザインのキーポイントは「超高速で移動する流星の残像をイメージした」というサイドビュー。前後サイドウィンドウの抑揚のきいたラインが「バンじゃない」ことをアピールする。エアロパーツで飾った「AERO」とよりベーシックな「RX/RS」の2パターンが用意される。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4415(※RX/RS)×1695×1495mm、ホイールベース=2600mmだ。

車内のデザインテーマは「Low Profile&Super Rounded」、そこに組み込まれる数々のギミックが新型のキモだ。
コンパクトワゴンクラス初を謳うのは、120mmの幅で動く後席スライド機構。さらに最大10段階40度までリクラインし、「後席の友達にもリラックスしてもら」(広報資料)える。ラゲッジスペースは最大412リッターで、「ミドルクラスワゴンに匹敵するスペース」(同)だ。


「リモコンフォールディングシートシステム」で、荷室側にいながら助手席シートバックを倒し、サーフボードなど長い物も収納できるという。

シートの畳み方もポイント。ラゲッジスペース側での操作により、リアシートバック、助手席シートバックが倒れ、長尺物も楽に積めるという「リモコンフォールディングシートシステム」を採用した。

さらに、ラゲッジルーム床後端にある背もたれ部分を引き上げベンチとして使う「イージーラゲッジベンチ」や、汚れを簡単に落とせる「ウォッシャブルラゲッジボード」、ラゲッジボード下の「アンダーボックスシステム」(2WD車で計100リッター)など、遊びでクルマを使ううえで便利そうな装備が採用された。


「イージーラゲッジベンチ」で、後方に即席ベンチが完成。

■「ティーダ」「ノート」の足まわり

エンジンは、「キューブ」などと同じ1.5リッター「HR15DE」(109ps、15.1kgm)と、「ティーダ」などに載る1.8リッター「MR18DE」(128ps、17.9kgm)、2つの直4を用意。トランスミッションは、日産が低燃費対策として力を入れるCVT「エクストロニックCVT」をメインに据えた。1.8リッター+FFには「6段変速マニュアルモード付きステアリングシフト」を採用した。
1.5リッター+FFの10・15モード燃費は、18.0km/リッターとか。全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV )」認定を取得した。

サスペンションは、ティーダや「ノート」用をワゴン向けにアレンジしたもので、形式は前マクファーソンストラット、後H型トーションビーム。前後に、「エルグランド」などで投入している「リバウンドスプリング」、「フェアレディZ」「スカイライン」にも搭載する「リップルコントロールショックアブソーバー」を取り入れたのが自慢だ。

(webCG 有吉)

日産自動車「ウイングロード」:
http://www2.nissan.co.jp/WINGROAD/
Y12/0511/CONCEPT/main2.html

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