【東京モーターショー2005】三菱はとにもかくにも「原点へ」

2005.10.21 自動車ニュース
 

【東京モーターショー2005】三菱はとにもかくにも「原点へ」

数々の不祥事から、信頼を回復するために努力を積み重ねる三菱自工は、新しい企業コミュニケーションワードを「クルマづくりの原点へ。」とし、今回のモーターショーへ臨んだ。


三菱自動車工業の益子修取締役社長
 

経営状況から話し始めた三菱自工の益子社長。事業計画は順調に推移しているが、これからが正念場だと自重した。

企業コミュニケーションワードである「クルマづくりの原点へ。」とは、「走る」「曲がる」「止まる」というクルマの基本性能を考え直すと共に、生産現場の力を大切にしようという言葉。外部へのアピールよりは、社内への戒めの意味合いを強く感じた。

「コンセプトカーは近い将来には形にしたい」という言葉の通り、出展車両はどれも現実的なもの。次期「デリカ」(D:5コンセプト)、次期「ランエボX」(コンセプト-X)に加えて、2006年1月発売予定の「i(アイ)」までを展示。現実的という言葉の裏を返し、夢を広げる余裕がないととるのは意地悪だろうか。


コンセプトカーの「ランサーエボリューションMIEV(Mitsubishi In-wheel motor Electric Vehicle)」。
 

環境技術への取り組みの一つとして、電気自動車開発へのチャレンジが示された。ベース車両を「ランエボ」とするあたりはユニーク。インホイールモーターの採用など、「走行性と走破性を両立」するという同社の信念を形にしたクルマとなっている。

(webCG 本諏訪)

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