【東京モーターショー2005】「小沢コージはこう見る!」
アストンマーティンV8ヴァンテージ「久々に“飼っておきたい”感じ」

2005.10.21 自動車ニュース
 

【東京モーターショー2005】「小沢コージはこう見る!」アストンマーティンV8ヴァンテージ「久々に“飼っておきたい”感じ」

自動車ジャーナリストが気になるクルマを紹介する「オレはこう見る!」。「勢いまかせ!」の小沢コージが、気になるクルマをチェック!



 

■ほどよい“濃さ”とリアリティ

いやぁ東京モーターショー、なかなかよかったです。プレスデイ、空いてて。どういう風の吹き回しか、今年はカメラ小僧とか、直接関係ないメーカーの人を厳しく制限したそうで場内はガラガラ。本来のプレスデーを楽しめました。
内容も個人的には凄く良かった。というのもあんまり「絵に描いたモチ」というか、ウソくさいコンセプトカーがなかったし、「リアル」を感じられた気がするんだよね。
目玉が多過ぎないのも良かった。「日産GT-Rプロト」とか「レクサスLF-Sh」ぐらいでさ。

メチャクチャなまけモノ発言ですけど、ネタが多すぎるのって好きじゃないのよ。できがどんなによくても「楽しい」が「ツライ」になってしまう。焼肉食べ放題とまったく同じ。どんなに美味しいものでも、ある一定以上の量は「不味い」になってしまう。人間、記憶の限界ってのがありますから。



 

■非常によろしい!

ところで気に入ったのはアストンマーティンV8ヴァンテージ。すでに発表されてるモデルだけど、よかったなぁ。問答無用のカッコよさ!
理由を考えるとキモは“凝縮感”。ただでさえカッコいいヴァンキッシュやDB9のテイストを、さらにギュッっと濃縮した感じで、見た時の“小せぇ”感が非常によろしい。空冷時代のポルシェ911が持ってた感覚と似てるよね。小さくて高性能。その昔のソニー製品と同じで“持ってるだけで嬉しい”とか思ってしまいます。

エンジンは潤滑系がドライサンプで、アルミモノコックシャシーで、トランスアクスルってのも“イイ物”感があって、これまた非常によろしい。
細かく言えば、あのセクシーなリアフェンダーも良かった…うぅ。とりあえず“飼って”置きたくなります。

一方、同じデザイナーさんが担当したであろうニュー「ジャガーXK」……驚くほどカッコ悪いです。なんでだろ。
ま、とにかくちょっと欲しいなぁ、ヴァンテージ。カネないけどさ。

(文と写真=小沢コージ)

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