【東京モーターショー2005】「小沢コージはこう見る!」
日産ノート・アディダス「現行キューブ以来の感激!」

2005.10.21 自動車ニュース
 

【東京モーターショー2005】「小沢コージはこう見る!」日産ノート・アディダス「現行キューブ以来の感激!」

自動車ジャーナリストが気になるクルマを紹介する「オレはこう見る!」。小沢コージの気になるもう1台は、日産とアディダスがコラボレートした「ノート・アディダス」だ。


ノート・アディダスは若いスタッフが手がけたというハナシ。納得。
 

■「ついに出たか」の感アリ

「ついに出たかこういうの」って感があったのが「ノート・アディダス」。見れば一目瞭然、カッコいいです。「なんでもっと早くコレが出なかったのか」と思ってしまう組み合わせ。現行キューブが出たときも似たような感慨がありました。

具体的にはクルマを洋服化しちゃうわけで、まさに“ジャージ感覚”であり“シューズ感覚”。広告代理店の言い回しの引用みたいでヤなんだけど、実際そうなんだから仕方がない。クルマをポップにスポーツアイテム風に演出するというのは十分にアリです。一方、キューブのほうはさしずめ“クルマの家具化”だよね。


内外装の特定部分のパーツを着せ替え=ウェアラブルにすることで、自分の好みにアレンジできる。
 

■現実味もある!

というかね。クルマをファッションアイテムとして洋服風にアレンジするという発想は、俺が考えるくらいだから、昔からずっとあって、おそらくは法規制がそれを阻んでたと思うんだよね。
クルマには厳しい安全基準や耐久性基準があって、なかなか洋服屋さんの考えがそのまま使えない。「そのアイデア、いいんだけど無理」ってなってしまう。

しかし、スポーツアイテムには元々耐久性やしなやかさがあるし、それから最近は原宿あたりにあるストリートブランドのノリだから自由度が高い。いわゆる高級ブランドなんかより“異物を受け入れる懐の広さ”があるといいますか。



 

ジーンズやスニーカーやTシャツはもとより、ジャージや寝巻き、結構ダサい耐久消費財までオシャレに見せてしまう。そういう能力では、最近のアディダスとかナイキとかプーマは非常に優れてると思われる。
だから日産がアディダスだったら、トヨタはナイキと組むとか、ホンダはプーマと組むとか、いろいろ広がればいいのにね。

それから実際聞いて嬉しかったのは、今回ノートが採用したバンパー回りのナイロンカバーやインテリアのネットって、車検を通るんだってね。かなり現実性あり!
一時、ダイハツ・ネイキッドや日産・エクサにあった、ドアや屋根を着せ替えるって発想は、アイデアはよかったけど、日本のムダに厳しい規制のせいで実現せず、企画倒れに終わった。
ぜひぜひ実現して欲しいです。日産ノート・アディダス!

(文と写真=小沢コージ)

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