【東京モーターショー2005】クルマはハデでも発表は控えめ フェラーリ&マセラティ

2005.10.20 自動車ニュース
 

【東京モーターショー2005】クルマはハデでも発表は控えめ フェラーリ&マセラティ

マセラティ、フェラーリとも大きな発表はなく、いつも人であふれる両社のプレスコンファレンスであるが、今回は比較的落ち着いた発表会となった。


【写真上】スポーツGT
【写真下】バードケージ75
 

■「クアトロポルテ」に2バージョンが追加

2005年3月のジュネーブショーで発表されたピニンファリーナ75周年を祝ったコンセプトモデル「バードケージ75」が人目を惹いたマセラティブース。同社の販売を飛躍させた立て役者「クアトロポルテ」に2バージョンが追加された。
ベーシックな「クアトロポルテ」に、よりラクシャリーな「エグゼクティブGT」(1554万円)、さらにスポーティな「スポーツGT」(1512万円)が加わった。

前者は、ポリッシュ仕上げの19インチホイールとクローム仕上げのグリル、サイドグリルが識別点。後席の装備も充実しており、コンフォートパッケージほか天然ウッド材の折り畳みテーブルが備わるほか、エアコンのコントロールがリアシートからもできるようになった。


エグゼクティブGT
 

後者のスポーツGTは、専用のサスペンションセッティングが与えられ、アルミホイールは20インチ。シフトのスピードが「スポーツ」モード時には35%以上速くなり、排気システムにも手が加えられ、よりスポーティなサウンドを奏でるようになったという。
グリルおよびサイドグリルがブラックアウトされ、インテリアにはカーボンファイバー、アルミ素材を使用。スポーティさを強調する。

クアトロポルテ人気の恩恵で、マセラティの総販売台数は、2004年度の約4600台から、2005年度は5600台に伸びることが予想される。なお、マセラティの品質を大幅に向上させた「フェラーリとの関係は今後も続ける」と表明しつつ、マセラティがフィアット傘下に移ったことにも言及。新しいパートナーとして、アルファロメオが検討されているという。


F430
 

■F430の納期短縮

フェラーリに関しては、「労使間の合意に基づき、週末にも工場を稼働できるようになった」ことが、最も大きなニュース。人気沸騰中のF430の納期が、「28ヶ月から22ヶ月に短縮できました」。
昨今のフェラーリ人気を受け、かつての「どれほど需要過剰な状態になろうとも、年間4000台以上は生産しない」というポリシーは破棄され、2004年度には4900台を販売。2005年度は5000台を超える目処がたった。日本は、北米(含むカナダ)、ドイツ、イギリス、そしてイタリアに次ぐ第5位の市場である(2004年度)。

(NAVI 青木禎之)

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