「ヘッドランプウォッシャーは何のために付いている?」

2005.07.02 クルマ生活Q&A その他

「ヘッドランプウォッシャーは何のために付いている?」

欧州車に多く見られるのですが、ヘッドランプに向けて勢いよく出るウォッシャーが付いているクルマがあります。しかし高級車だから装着されているというわけではなさそうです。なぜ、付いているクルマと付いてないクルマがあるのでしょうか?(TMさん)

お答えします。バンパーやヘッドランプの一部に埋め込まれた噴射装置ですね。装着、非装着の違いは、おそらくヘッドランプにレンズカットを施した「ハロゲンタイプ」と、レンズカットのない「プロジェクタータイプ」の差だと思われます。

ハロゲンタイプのヘッドランプは、レンズに水滴や汚れが付着しても大きな乱反射はないのですが、プロジェクタータイプは水滴や汚れがヘッドランプに付くと光が散ってしまい、夜間走行に支障をきたすおそれがあるので、ウォッシャーが必要なのです。

ドライバーにとっても光源が定まらず運転しづらくなりますが、対向車線のドライバーも乱反射した光で見にくくなります。雨の日の走行では、普段より対向車のライトがまぶしいと感じる経験もあると思います。これはプロジェクターランプの光が乱反射しているためです。
光量の多いHIDなども、同様に乱反射しやすい部類に入ります。

なお欧州では、1995年12月から、新車装着されるHIDヘッドランプには、ウォッシャーとオートレベライザーが組み合わせられるよう義務付けられたそうです。欧州大陸を移動すると、霧が発生したかと思えば雪道になったりと環境はさまざま。そのような道路で走行するとヘッドランプも汚れてしまうからでしょう。

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