高級SUV「ジープ・グランドチェロキー」、フルモデルチェンジで3代目に

2005.06.27 自動車ニュース

高級SUV「ジープ・グランドチェロキー」、フルモデルチェンジで3代目に

ダイムラー・クライスラー日本は、ジープのフラッグシップである高級SUV「グランドチェロキー」をフルモデルチェンジし、2005年7月9日に発売する。

1992年に初代が発売された「グランドチェロキー」。オフロードもこなすラクシュリーSUVであるジープの旗艦は、「BMW M5」や「ポルシェ・カイエン」といった新参者に遅れまいと、3代目へと進化した。

最大のトピックは、伝統の「HEMI」の名を冠した5.7リッターV8 OHVエンジンだ。326ps/5000rpm、51.0kgm/4000rpmを絞り出すパワーユニットは、低速走行時などで半分の4気筒を停止する可変シリンダーシステム(MDS)付きで、約20%の燃費向上に貢献するという。
エンジンはもうひとつ、従来型の改良版となる4.7リッターV8 SOHC(231ps/4500rpm、41.8kgm/3600rpm)が用意される。

いずれも、見直しがなされた5段ATとの組み合わせ。標準装備となる、ドライバーがマニュアル感覚の操作を行える電子制御式レンジセレクト(ERS)はジープ初の採用だ。

“グラチェロ”の伝統的なフォルムを踏襲したボディのサイズは、全長×全幅×全高=4760×1880×1750mm、ホイールベース=2780mmで、先代と比べ130mm長く、20mm幅広く、90mmホイールベースが広くなった。

フロントサスペンションがリジッドから独立懸架へと変えられ、より乗用車ライクに振りつつも、2種類の新しいフルタイム4WDを用意し本格志向派にも配慮。新しいトランスファーを組み込んだ「クォドラトラックII」は、ローレンジギアを持つ電子制御式シフト機能付き。
一方、上級グレード用「クォドラドライブII」は、電子制御式リミテッドスリップデフ(ELSD)を前中後に設置、トルクをすばやく伝えるとともに、ほぼ100%のトルクを一輪だけに伝達することも可能にする仕組みである。

導入されるモデルは3タイプ。4.7リッター「ラレード」は451.5万円、「リミテッド」が525.0万円、5.7リッター「リミテッド5.7」は588.0万円のプライスタグを付ける。すべて右ハンドル仕様。

(webCG 有吉)

ジープ:
http://www.jeep-japan.com/

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