メルセデス・ベンツのフラッグシップ「Sクラス」フルモデルチェンジ!

2005.06.21 自動車ニュース

メルセデス・ベンツのフラッグシップ「Sクラス」フルモデルチェンジ!

ダイムラー・クライスラーは、2005年6月20日、フルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツのフラッグシップ「Sクラス」を発表した。欧州では今秋から、ディーラーで発売される予定。




■革新的技術、ダイナミックデザイン

メルセデス・ベンツの実質的なトップクラス「Sクラス」がフルモデルチェンジした。新型はメルセデス・ベンツの最上級モデルとして、革新的な技術や安全性はもちろん、俊敏なハンドリングとパワフルなエンジンによるドライバビリティ、ダイナミックなデザインを与えたと謳う。




ボディサイズは先代より一まわり大きく、全長×全幅×全高=5076(+33)×1871(+16)×1473(+29)mm、ホイールベースは3035(+70)mm。ロングホイールベースバージョンもあり、こちらは全長が5206mm、ホイールベースは3165mmである。当然、室内も広くなった。
デザインは最近のベンツと同様、フロントマスクはやや鋭い目つきで、前後フェンダーを張り出したスタイリングがマッシヴ。リアビューはコンビネーションランプの形状が、どことなく「マイバッハ」を思わせる。




ラインナップは、3.5リッターV6(272ps)モデル「S350」、新開発の5リッターV8(388ps)を積む「S500」、ディーゼルモデル「S320 CDI」(231ps)と、12気筒ユニットを搭載する「S600」(517ps)の4種類。ただし、当初はS350とS500のみで、S320 CDIとS600は2006年上半期にリリースされる。エンジンはいずれも、従来より2割前後パワーアップ。ベンツらしく低回転から高トルクを発生し、S500は静止状態から100km/hまで、わずか5.4秒で加速するという。12気筒モデルをのぞいて、トランスミッションは自慢の7段AT「7G-トロニック」が組み合わされる。




新しいSクラスの技術的なハイライトは、前車との車間をレーダーで測定し、自動的にブレーキアシストを行う「ブレーキアシストプラス」と「ディストロニックプラス」。ブレーキアシストプラスは、前車との距離が急速に短くなるなど、衝突の危険を察知した際、制動力を自動的に高めるというもの。ディストロニックプラスは、0km/hから200km/hまでの速度域において、車間を保ちつつ設定速度で走るシステムで、いずれもアクティブ&パッシブ&プリセイフティーに効果があるとか。いうまでもなく、運転もラクになる。インテリアでは、オーディオやナビゲーションシステムなどを統合コントロールする「コマンドシステム」を採用。ダッシュボード中央のディスプレイに、各情報を表示する。




先代「W220」型Sクラスは、1998年にデビューして以来、累計で48万5000台を販売。自他共に、ラクシャリークラスNO.1の地位を認めるサルーンである。ニューモデルはメルセデス・ベンツらしく、新しい技術を盛り込みつつ正常進化を遂げた。一方、アルミボディの「ジャガーXJ」や「アウディA8」、マイナーチェンジした「BMW 7シリーズ」、自社の「CLSクラス」など、魅力的な選択肢も増えた現在、新型Sクラスがサルーンの王座に君臨し続けるられのか? 興味深い。

(webCGオオサワ)

メルセデス・ベンツ:
http://www.mercedes-benz.co.jp/

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