【ルマン2005】予選1日目、暫定ポールはWRCチャンピオン

2005.06.16 自動車ニュース

【ルマン2005】予選1日目、暫定ポールはWRCチャンピオン

2005年6月15日、今年で73回目を迎える伝統の耐久レース、ルマン24時間の公式予選が始まった。日本からは7人の選手が参戦、日本をベースに活躍する外国人ドライバーも3人が参加している。

■見所はオールジャパンの童夢、そしてラリーチャンプ

予選に先立ち、13日(月)、14日(火)にはルマン市内のジャコバン広場でマシンとドライバーのお披露目ともいえる恒例の公開車検が行われた。両日とも快晴に恵まれ、熱心なファンがお目当てのマシンを待ったり、ドライバーにサインをねだるなど、早くもお祭り気分を堪能している様子だった。

今回、マシン、エンジン、ドライバーすべてを“オール・ジャパン”で構成してきた童夢は、オリジナルシャシー「S101-Hb」に日の丸をイメージした白・赤の水玉模様のカラーリングを施し、車検に登場。スタッフが同じく水玉模様のハッピを着用し、注目を浴びていた。

一方、今年一番の話題提供者となったのは、やはりラリーチャンピオンのセバスチャン・ロウブだろう。現在、WRCトップランカーであるラリーストには、フランス国内だけでなく、世界中のラリーファン、そしてルマンのファンが注目。ダウンフォースのあるマシン、コース上でのトラフィックやパッシングなど、未体験のレースをどうマネージメントするのか、レースの見所のひとつとなるに違いない。

■予選初日、暫定PPは……

予選初日は朝からまとまった雨となったが、夕方遅くにはやみ、午後7時からの予選第1セッションはセミウェット。公式テストでエンジントラブルに見舞われ、十分な走り込みができなかった童夢では、時間をフルに使っての走行を行うとのことだった。

午後10時からの第2セッションを含めて4時間走りこんで、トップタイムをマークしたのは、No.17 ペスカローロ・スポーツのペスカローロ・ジャッド。そう、ロウブをはじめ、エラリー、アヤリがステアリングを握るマシンだ。4分1秒197で暫定ポールポジションを獲得し好スタートを切った。

2位はチャンピオン・レーシングのNo.2「アウディR8」(ビエラ/ピッロ/マクニッシュ組)、3位にはクリエーション・オートスポルティフのNo.7Dbaジャッド(ミナシアン/キャンベル−ウォルター/ウォレス組)だった。

童夢のNo.5、昨年のウィナー荒聖治、そして道上龍と金石勝智がドライブするマシンは6位、No.10のラマース/ジュリアン/ボッシュ組が12位につけた。

16日に2回目の予選を行い、決勝レースは現地時間の6月18日(土)午後4時にスタートする。

(文&写真=島村元子)

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No.5、オールジャパンチームのドライバーは道上龍、荒聖治、金石勝智の3人。道上と金石が2回目の参戦、荒は言わずもがな昨年のウィナー。

No.5、オールジャパンチームのドライバーは道上龍、荒聖治、金石勝智の3人。道上と金石が2回目の参戦、荒は言わずもがな昨年のウィナー。

ロウブが動けば周囲も動く、というくらい、どこに行っても人垣がすぐにできてしまうほどの人気。インタビューでも、ご覧のとおり。

ロウブが動けば周囲も動く、というくらい、どこに行っても人垣がすぐにできてしまうほどの人気。インタビューでも、ご覧のとおり。

ジャコバン広場での車検を終え、ようやく貼ることができる「ルマン24時間」のステッカー。車検は月・火曜、予選は水・木曜の夜、そして決勝は土曜の午後4時から、と他のモータースポーツにはない、ゆったりとしたタイムスケジュールがルマンの伝統を物語る。

ジャコバン広場での車検を終え、ようやく貼ることができる「ルマン24時間」のステッカー。車検は月・火曜、予選は水・木曜の夜、そして決勝は土曜の午後4時から、と他のモータースポーツにはない、ゆったりとしたタイムスケジュールがルマンの伝統を物語る。

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