「VWゴルフGTI」でサーキットトライアル&レース

2005.05.25 自動車ニュース

「VWゴルフGTI」でサーキットトライアル&レース

2005年5月21日、リニューアルした富士スピードウェイで「富士チャンピオンレースシリーズ第1戦」が開かれ、『NAVI』吉岡卓朗はニュー「ゴルフGTI」でオーナー達に混ざってサーキットでタイムを競い、『CAR GRAPHIC』の加藤哲也編集長がGTIカップカーでレースに参戦した。

(TOP写真=小林 稔)




ナンバー付き車両によるレースや、ロールケージなどを持たない“普通のクルマ”でサーキットを走る「サーキットトライアル(CT)」など、スポーティなイベントを主催するフォルクスワーゲン。2005年6月4日から発売する新型「ゴルフGTI」の発売を機に、富士スピードウェイで開催された「富士チャンピオンレースシリーズ第1戦」に、プレス関係者が招待された。


『NAVI』吉岡卓朗。「サーキットはほとんど走ったことがない……」と語るが、実はラリードライバーである。
(写真=小林 稔)

二玄社からは、『NAVI』吉岡卓朗が、市販車に牽引フックをつけただけのニューGTIによるサーキットトライアルに参加。『CG』からは加藤哲也編集長が、20台のみ導入された3ドア、パドル付きDSGを搭載する「GTIカップカー」で、チャンピオンシップのGTIカップにスポット参戦である。


プレス関係者の車両は、DSGと6MT仕様が半々。吉岡は6MT仕様だった。
(写真=小林 稔)

CTの参加者は年々増え続けており、今回はフルグリッドの45台がエントリー。ニューGTIはまだ発売されていないため、エントラントはプレス関係者のみとなった。
それにしても、新型GTIの速いこと! ドライバーに“レーサー系”が含まれていたとはいえ、3.2リッターV6を搭載する「ゴルフR32」を上まわるタイムが出たのには驚いた。参加者が「ニューGTIのコーナリングスピードが速いですね」「あれでノーマルですか?」と語るなど、新型のポテンシャルに衝撃を受けた様子。特に従来オーナーの方々には、巧みで説得力のあるプロモーションでもある。


GTIカップカーに乗る、DSGエンジニアのミハエル・シェーファーさん。カップカーはロールケージなどを組み込んだレースカーで、DSGプログラムも書き換えられている。タイヤはSタイヤ「ブリヂストン ポテンザRE55S」のワンメイク。

GTIカップ第1戦には、2ペダル6MT「DSG」のエンジニア、ミハエル・シェーファーさんも参加。DSGに関するフィードバックを参加者から得たいと、わざわざドイツから来日したのである。


フォーメーションラップを前に、ダミーグリッドにつく『CG』加藤。写真右に立っているのは、大谷達也副編集長と『NAVI』高平高輝編集長。奥の女性は、CG加藤の奥様である。加藤は8位から6位に順位を上げてフィニッシュした。

「レースは初めて」と語るシェーファーさんだけに、結果は15台中12位に終わったが、GTIカップの参加者からDSGの評判は上々の様子。10周で争うレースで、トランスミッションに不具合が出たクルマはなし。シフトプログラムに関しても、ドライバーのなかには「マニュアルシフトではなく、“Sモード”のほうが速いという人もいた」というから、完成度もそれなりのレベルには達しているようだ。


CTは、まさに“身一つ”で参加できる。CTほどお気楽ではないが、GTIカップカーもナンバー付き車両で行われるため、レース後はレースカーに乗って帰れる。ちなみに吉岡の結果は総合8位。1位2位は、いずれもプレスのゴルフV GTIが占め、3位に一般参加者の「ゴルフR32」が入った。

一方、ハード走行時、トランスミッションオイルの過熱によってシフトタイミングがズレるなど、今後リファインすべきポイントをいくつか指摘。「月曜日の午後には、オーストリアへ(DSGの)テストに行きます」と語った。DSGは今後、真面目なジャーマンエンジニア(たち)によって、進化していくのだろう。

(webCGオオサワ)


(写真=小林 稔)

フォルクスワーゲン:
http://www.volkswagen.co.jp/

フォルクスワーゲン レーシング:
http://www.cox.co.jp/vwracing/vwracing2004.html

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