ブルーオーバルのコンパクトスポーツ「フォード・フィエスタST」発売、252万円也

2005.05.12 自動車ニュース

ブルーオーバルのコンパクトスポーツ「フォード・フィエスタST」発売、252万円也

フォード・ジャパン・リミテッドは、小型ハッチバック「フォード・フィエスタ」に、スポーツシリーズ「ST」の名を冠した「フィエスタST」を追加設定、2005年5月12日に発売した。販売台数は50台限定。

■生まれが違う「フィエスタST」

「フォーカスST170」(2003年5月発売)、「モンデオST220」(同2005年3月)に次ぐ、欧州フォード「ST」シリーズの末っ子「フィエスタST」が日本に上陸した。

フィエスタSTは、フォードの特殊車両開発部門「SVE(Special Vehicle Engineering)」と、競技用車両の開発を行っていた「フォード・レーシング」が統合し、新たに結成された「フォード・チームRS」が手がけたSTであり、SVE主導でつくられた兄貴分2台とは生まれた環境がやや異なる。


150ps、19.4kgmの2リッター「デュラテック」ユニットが、1130kgのボディを引っ張る。(写真=峰昌宏)

その新組織が、ノーマル・フィエスタのエンジン、サスペンション、ブレーキなど各所をチューニングし、「スポーティで躍動感に満ちた3ドアモデル」(プレスリリース)としたのが車両概要である。

日本版は100psの1.6リッターのみだったが、STの心臓は2リッター直4 DOHC16バルブ「デュラテック」ユニット。可変吸気システム、背圧を抑えたエグゾーストマニフォルド&スポーツ触媒などを採用し、150ps/6000rpmの最高出力を得た。最大トルクは19.4kgm/4500rpm、2200rpmから6150rpmの範囲でその90%以上を生み出すと謳われる。

各ギアレシオをクロースとした5段マニュアルトランスミッションを操れば、0-100km/h加速=8.4秒、最高速度=205km/hというパフォーマンスを発揮するという。

サスペンションは剛性強化が図られ、またジオメトリーも見直された。前のブレーキは、フォーカス用のものが大型化され、アンチスピンデバイス「ESP」が標準装備される。タイヤは、「ピレリP Zero Nero」(195/45R16)を履く。


スポーツシートは、ファブリックとレザーの組み合わせ。(写真=峰昌宏)

前後バンパー、丸型フォグランプ、リアのルーフエンドに備わるスポイラーなどでスポーティ感を演出。車内には専用ハーフレザー・スポーツシートやSTロゴ付き革巻きステアリングホイール、メタリックなペダルカバーなどを配した。

価格は、フィエスタSTが252万円で、「フィエスタ1600GHIA」の56万1750円高。ストライプのデカールや1インチアップされたタイヤ&ホイールを奢った、よりスポーティ・ルックな「フィエスタSTコンペティション」は、294万円となる。

(webCG 有吉)

フォード・ジャパン・リミテッド「フィエスタ」:
http://www.ford.co.jp/fiesta/

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • シトロエンC3(FF/6AT)【試乗記】 2017.6.30 試乗記 ユニークな顔つきが印象的なシトロエンの新型「C3」。特別に速くもなければ、豪華なわけでもない。しかし小型実用車としての基本は外さぬ、フランス車らしい実直さに満ちていた。日本試乗向けのプリプロダクションモデルに試乗した。
  • 第10回:「フィエスタ日常劇場」にする?
    日常劇場番外編~フィエスタに一週間乗ってみて
    2016.2.3 フォード・フォーカス日常劇場<PR> ちょい乗りのつもりが、結局「フォード・フィエスタ1.0エコブースト スポーツアピアランス」と一週間も過ごしてしまった。小さなボディーならではの、街中での取り回しの良さや小気味いい走りに、すっかり夢中になってしまったからである。
  • 第8回:フィエスタってどんなクルマ?
    日常劇場番外編~弟分にちょい乗りしてみた
    2016.1.29 フォード・フォーカス日常劇場<PR> そのクルマを深く知りたければ、あえてちょっと離れてみるのも手であろう。というわけで、今回はいきなりの番外編。弟分の「フィエスタ」に乗ってみた。実はフォーカスに乗るようになってから、ずっとこのクルマのことが気になっていたのだ。
  • フォード・フィエスタ 1.0 EcoBoost(FF/6AT)【試乗記】 2014.2.28 試乗記 欧州フォードのベストセラーモデルである「フィエスタ」が、いよいよ日本に上陸。注目の「1リッターEcoBoost」エンジンを搭載する新型は、どんな走りを見せるのか? 
  • ポルシェ・パナメーラ ターボ(4WD/8AT)【試乗記】 2017.7.19 試乗記 ポルシェの4ドアサルーン「パナメーラ」が、新プラットフォームや新エンジンなど、数多くの新技術を引っさげて2代目へと進化。低環境負荷と高い動力性能を両立したとされる新型の魅力を、箱根のワインディングロードで探った。
ホームへ戻る