「406」の後継「プジョー407」、セダンとSW同時発売

2005.05.12 自動車ニュース

「406」の後継「プジョー407」、セダンとSW同時発売

プジョー・ジャポンは、プジョーのミディアムクラスサルーン「407」とそのワゴン版たる「407SW」を、2005年5月12日に発表、6月11日に発売する。

■約9年ぶりに一新

プジョーのラインナップ中、すっかり古株となった「406」が、新しい「407」へとバトンを譲った。406のデビューが1995年、日本上陸は1996年だから、およそ9年ぶりの一新となる。

端正な佇まいの406に対し、407は“大口エアインテイク”&“キリリとしたフロントランプ”による個性的なフェイスを持つ。
2003年フランクフルトショーで披露された「ELIXIR(エリクシール)」にまで遡るデザインは、「Felinite(猫科の野獣のようなフォルム)」がコンセプト。ピニンファリーナとの協力によるエクステリアを纏う。

ボディサイズはひとまわり大きくなり、セダンは全長×全幅×全高=4685(+85)×1840(+60)×1460(+30)mm、ホイールベース=2725(+25)mm、ブレーク改め「SW」は、4775(+35)×1840(+60)×1510(+10)mmというディメンションとなる(カッコ内は先代比)。SWはリアオーバーハングがセダンより90mm長く、ワゴンとしての使い方に配慮する。

■3リッターと2.2リッター

日本仕様のパワーユニットは、406と「607」に搭載される3リッターV6の発展型(210ps/6000rpm、29.6kgm/3750rpm)と、2.2リッター直4(157ps/5650rpm、22.1kgm/3900rpm)の2種類。V6にアイシン製の6段オートマチックが採用されたことはトピックだろう。直4にはZF製4段ATが与えられる。

前ダブルウィッシュボーン、後マルチリンクのサスペンションも技術的ハイライトとされ、フロントは通常一体となっているハブキャリアを、ハブと、それをサポートする部分に分割した「ドロップリンク付き」。リアは406の進化版で、スプリングとダンパーを寝かせて配置し、荷室への張り出しを抑えたという。双方とも快適な乗り心地と高い車両安定性を担うと謳われる。

欧州衝突安全評価「EuroNCAP」で最高の5つ星を獲得した安全性も新型のセリングポイント。エアバッグは前席はもちろん、カーテンエアバッグ、前後サイドエアバッグ、ドライバーの足を保護するステアリングコラムエアバッグと計9つを用意する。

■最大1654リッターの荷室&パノラミックルーフ――SW

「206」「307」に次いで設定される407のSWの自慢は、お馴染み、フロントガラスエンドから後席頭上までを覆う、面積1.6平方メートルのガラス天井「パノラミックルーフ」。電動ブラインドで完全にカバーでき、採光の具合を9段階で調整できるという。

リアハッチのガラスは独立して開閉でき、荷物の出し入れに便利。リモコンか、リアワイパー付け根部分にあるスイッチで操作できる。

ラゲッジスペースは、5人乗車時で702リッター、2:1分割可倒のリアシートを畳むとフラットなフロアがつくりだせ、容量は最大1654リッターまで広がる。

セダンとSW双方に4つのバリエーションを用意、価格はセダンが360万円から430万円まで、SWは380万円から450万円まで。

BMWの新型「3シリーズセダン」(370万円〜595万2381円)、「アウディA4(セダン&アバント」(388万円〜613万円)、「メルセデスベンツCクラス(セダン&ワゴン)」(399万円〜987万円)、「ボルボS40/V50」(354万円〜509万円)といった、ドイツ車を中心としたライバルたちに戦いを挑む。
2005年の販売目標は、2000台という。

(webCG 有吉)

「406」の後継「プジョー407」、セダンとSW同時発売の画像

「プジョー407」

「プジョー407」

「プジョー407SW」

「プジョー407SW」

SWのリアハッチのウィンドウは独立して開閉可能。

SWのリアハッチのウィンドウは独立して開閉可能。

エンジンは3リッターV6と2.2リッター直4の2本立て。

エンジンは3リッターV6と2.2リッター直4の2本立て。



「406」の後継「プジョー407」、セダンとSW同時発売の画像

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

407セダンの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • プジョー508GT BlueHDi(FF/6AT)【試乗記】 2016.8.16 試乗記 プジョーのラグジュアリーモデル「508」に、2リッターのクリーンディーゼルエンジンが搭載された。「GT」の2文字が示す通り、スポーティーなフラッグシップに生まれ変わったのがポイントだ。セダンの「508GT BlueHDi」に試乗した。
  • プジョー508SW GT BlueHDi(FF/6AT)【試乗記】 2016.8.25 試乗記 2リッターのクリーンディーゼルエンジンが搭載された、プジョーのフラッグシップワゴン「508SW GT BlueHDi」に試乗。「GT(グランドツアラー)」の称号が与えられた新グレードの乗り味やいかに?
  • プジョーの7人乗りSUV「5008」 今秋日本導入へ 2017.4.10 自動車ニュース プジョーが3列7人乗りのミドルサイズSUVである、新型「5008」を日本に導入すると発表した。ラインナップはガソリン車の「アリュール」とディーゼル車の「GT BlueHDi」の2種類で、導入時期は2017年秋とされている。
  • ボルボV90 T6 AWDインスクリプション(4WD/8AT)【試乗記】 2017.4.6 試乗記 ボルボのフラッグシップエステート「V90」に試乗。新世代プラットフォーム「SPA」の上に“スウェディッシュ・ラグジュアリー”を体現した新型は、ドイツのライバルとはひと味違う、北欧の良心にあふれていた。
  • マツダCX-5 20Sプロアクティブ(FF/6AT)【試乗記】 2017.4.14 試乗記 2リッターのガソリンエンジンを搭載する「マツダCX-5」のベースグレード、「20S」に試乗した。ディーゼルモデルが圧倒的な人気を集めるCX-5のラインナップにおいて、パワーもトルクも控えめに映る20Sの“存在意義”とは? その魅力を探った。
ホームへ戻る