両足だけで運転できる「ホンダ・フィット」

2005.04.15 自動車ニュース

両足だけで運転できる「ホンダ・フィット」

本田技研工業は、両上肢障害者のために両足で運転ができるようにした装置「ホンダ・フランツシステム」を、コンパクトカー「フィット」に装着可能とし、2005年4月14日に発売した。

「フランツシステム」とは、1965年ドイツで両上肢を事故で失った電気技師エーベルハルト・フランツ氏が開発したもの。同氏から直接技術指導を受けたホンダが独自の技術を加え、さらに使いやすくしたのが「ホンダ・フランツシステム」なのだという。

足の前後回転運動でステアリングを操作するこのシステムは、1982年に「シビック」に装着してリリースされ、以後69台が納車されたという。現行ラインナップでは「シビック・フェリオ」に次いで「フィット」が2車種目となる。

装置装着のみならず、運転者にフィットするようオーダーメイドで設計。免許取得から運転指導まで一貫してサポートするのがホンダの特徴だ。

価格は、車両本体価格に、それぞれのニーズに合わせた機能部品取り付け費を加えて決まる。なお同車でマニュアルトランスミッションは選べない。

(webCG 有吉)

本田技研工業「ホンダ・フランツシステム」:
http://www.honda.co.jp/welfare/function/franz/


ステアリング操作は、左足にあるスリッパのようなペダルで行う。ドライブ、バックなどのシフトは右足で、パーキングブレーキは左ひざでコントロール。もちろんドアの開け閉め、シートベルト装着(自動)、各種スイッチ操作も足だけでできる。

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