【カーナビ/オーディオ】アメリカ製のiPodアダプターが国内発売

2005.04.04 自動車ニュース

【カーナビ/オーディオ】アメリカ製のiPodアダプターが国内発売

iPodを純正オーディオに接続するためのアダプター「iPod 2 Car」がアルテックから発売された。アメリカのPeripherale Electronics社の製品で、価格は2万5515円。他にクルマメーカー別の純正デッキ対応ハーネス(2310円)が必要になる。


【写真上】iPodの国、アメリカは「ペリフェラル・エレクトロニクス社」から発売されたアダプター。黒いハーネスは接続するオーディオ機器メーカーによって異なる。
【写真下】年初にラスベガスで開催された通称“CES”でも展示されていた。写真はパイオニア製ヘッドユニットに接続した例。

──どんなクルマの純正オーディオにもiPodをつなげられるんですか?
石田:いえ、まだどんな車でもOKというわけではなく、クルマのメーカーさえ限定されています。国産車だと98年式以降のトヨタ車と98〜04年式のホンダ車。ヨーロッパ車だと98〜04年式のアウディとフォルクスワーゲン。アメリカ車だとGM、フォード、クライスラー、ダッジ、シボレー、キャディラック、ビュイック、ハマー、ジープと、幅広く対応しているみたいです。
それぞれ、純正デッキ用のハーネス(接続用コード)が用意されていますから、アダプター本体と同時にハーネスも購入することになります。ただし、以上のメーカー&年式であっても、車種によって適合しない場合もあるみたいなので、詳しくはアルテック(Tel.03-3299-7410)に問い合わせたほうがいいでしょう。


ホンダ車用ハーネス。左側のカプラー形状がメーカーによって異なる。どの車種用も2310円。

──どのように接続するんですか?
石田:純正デッキの裏にあるCDチェンジャーの接続端子にメーカー別ハーネスを突っ込み、アダプターをつなぎます。だから、今までCDチェンジャーを使っていた人は使えなくなる。もっとも、CDチェンジャーが10連奏だとしても、iPodに入れられる曲数のほうが圧倒的に多いわけだから、iPodをつないだらCDチェンジャーは要らなくなるでしょう。

──操作はどこでするんですか?
石田:曲送り/戻しなどの操作はCDチェンジャーを操作する感覚で、純正オーディオでコントロールできるようです。ステアリングにオーディオリモコンがあるクルマなら、それでも操作できます。ただ、プレイリストやアーティスト名などの文字表示は純正オーディオの中にもできるもの、できないものがありますから、一概にはいえません。純正オーディオへの文字表示はできないと考えておいたほうがいいでしょう。もしできたらラッキーというぐらいの気持ちで(笑)。

──じゃあ選曲もデッキ側で?
石田:それが輸入元のアルテックによると、市販デッキ&アダプターの組み合わせと違って、アダプターにつないでもiPod側で選曲操作ができるらしいんですよ。もし、これが本当なら実にうれしいですね。
市販デッキ&アダプターの場合、既存のスイッチにiPodの操作を割り当てているわけだから、操作性はどうしてもiPodのクリックホイールよりは面倒。市販デッキ&アダプターを使っていちばん不満に感じるのは、iPod側で操作&表示ができなくなることですから。それに市販デッキ&アダプターで日本語表示に対応しているのは一部の機種で、日本語非対応のデッキだと、日本人アーティスト、曲名、日本語のプレイリストは何も表示されなくなる。これはちょっとつらい。
でも、iPodのディスプレイが生きていれば、そんな不満も解消されますよね。だから運転席から手が届く位置にiPodを固定できれば、かえって市販デッキ&アダプターよりも使いやすいかもしれません。アルパイン、パイオニア、ケンウッドのデッキを使っている人も、このあたりに注目してみては?

──充電もできますか?
石田:もちろん、アダプターに接続するとiPodへの充電が自動的に始まります。だからクルマから降りて外でiPodを聴こうと思ったら、バッテリーが残っていなくて聴けなかったということはありません。

──ハーネスは純正オーディオ用だけなんですか?
石田:いいえ。市販オーディオ用のハーネスもあります。アルパイン、パイオニア、ケンウッド、ソニーの市販オーディオ用の4種類のパーネスが発売される予定です。アルパイン、パイオニア、ケンウッドは自社でアダプターを発売していますが、ソニーではまだiPodアダプターを用意していないので、ソニー・カーオーディオのオーナーにとっては朗報ですね。

(文=石田功)

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