往年の名車がモナコを走る!「ラリー・モンテカルロ・ヒストリック」

2005.03.31 自動車ニュース

往年の名車がモナコを走る!「ラリー・モンテカルロ・ヒストリック」

モータースポーツ・ファンなら誰でも知っている「モンテカルロ・ラリー(MCR)」。地中海を見わたすモナコ公国の地名から命名された同ラリーは今年で73回目を迎えた。
それから1週間後の2005年1月27日〜2月2日、「ラリー・モンテカルロ・ヒストリック」なるイベントが開催された。パリ在住、野口友莉のリポート。

■“走るラリー博物館”

「ラリー・モンテカルロ・ヒストリック」は、タイトルどおりクラシックカー・レースだが、誰でも簡単に参加できるわけではない。

対象は1955〜77年の間にMCRに参戦したマシンと同等モデルで、かつ、FIA発行の「ヒストリックカー」証明書を所有していること。しかも、参加条件が満たされていても、選考に落ちることもあるという。

MCRやF1モナコGPを取り仕切る「オートモービル・クラブ・ド・モナコ」が主催する、本格的なイベントだけに、エンスーたちのハートを瞬く間に射止めてしまった。年々参加者は増加し、今年8回目を迎えた同大会には、352チームがエントリーした。

登録車種は、お膝元のフランスからはアルピーヌA110、ルノー8ゴルディーニ、シトロエンDSなど。
その他、ランチア・フルビアHF、同ストラトス、フィアット124アバルト・スパイダー、ポルシェ911、ジャガー・タイプE、フォード・エスコート/ムスタング、オペル・カデット、ミニ・クーパー、日産ダットサンなどなど、計40のメイクス、160のモデルが勢揃いした。

350台もの名車が疾走するその光景は、まさに“走るラリー博物館”という豪華さだ。

■珍事件、発生!?

駆るのは貴重なヒストリックカーだけに、レースの順位はスピードではなく、走行速度の正確さで決まる。
さらに、イタリアのトリノやスペインのバルセロナなど、欧州5ヵ所からスタート。数日後に全チームが集合し、その後、モンテカルロを目指すという、往年の「コンサントレーション」方式が採用されているのも同ラリーの特徴だ。

全行程で2000〜3600kmを走行するとなると、世界ラリー選手権(WRC)第1戦として開催される現行のMCRと比較すれば、数倍もの距離を疾駆することになる。

スピード競技でなくとも、レースとなれば常に上位を狙う“本気組”もいれば、順位は無関係に「単純に楽しみたい!」という“エンジョイ組”もいるなど、参加者は思い思いのスタンスで同ラリーを堪能していた。

また、日本でも活躍するエリック・コマスや、1981年モンテカルロ・ラリーの優勝者ジャン・ラニョッティらプロ・ドライバーもエントリーしており、取材中、同イベントの魅力やエピソードを語ってくれた。

そんなトップ・ドライバーを相手に、リポーターが珍事件(!?)を起こした。その詳しい模様は、現在発売中の自動車雑誌『NAVI』5月号「エンスー新聞」で!

(文&写真=野口友莉)

『NAVI』2005年5月号:
http://www.nigensha.co.jp/auto/bk_info.html?1002&INF=656

往年の名車がモナコを走る!「ラリー・モンテカルロ・ヒストリック」の画像

1960年代に一時代を築いたミニ・クーパー。

1960年代に一時代を築いたミニ・クーパー。

ランチア・フルビアHF。単一車種としては最多エントリー。

ランチア・フルビアHF。単一車種としては最多エントリー。

エリック・コマス(左)と、ジャン・ラニョッティ(右)。ルノー・サンクターボでモンテを制した名手ラニョッティ相手に、リポーターが……。詳しくは、現在発売中の自動車雑誌『NAVI』5月号「エンスー新聞」で!

エリック・コマス(左)と、ジャン・ラニョッティ(右)。ルノー・サンクターボでモンテを制した名手ラニョッティ相手に、リポーターが……。詳しくは、現在発売中の自動車雑誌『NAVI』5月号「エンスー新聞」で!

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