【カーナビ/オーディオ】超C/Pの高いCDレシーバー「ソニーCDX-R5510」

2005.03.22 自動車ニュース

【カーナビ/オーディオ】超C/Pの高いCDレシーバー「ソニーCDX-R5510」

ソニーが1DINサイズのCDレシーバー1機種、2DINサイズのCD/MDレシーバー1機種2モデルを発表。2005年3月上旬から販売を開始した。

■ノイズが少なく、クリーンな音が楽しめる

──CDレシーバーの「CDX-R5510」(2万2050円)は、先に登場したDVDレシーバーの「MEX-R1」にそっくりですね。
石田:「EX-R1」と同じく、モーションブレードというCD挿入口のシャッター機構を採用しているし、デザインも基本的に同じ。イルミネーションの色が「MEX-R1」はブルー系、「CDX-R5510」はアンバー系。ここで、見分けられます。

モーションブレードはメカ内部にホコリやタバコの煙が侵入するのを防いでくれるし、ディスプレイ全体が倒れるタイプや、電動でスロープするタイプより煩わしい動作がないのがいい。コストパフォーマンスも高いし、なかなか優れた機構だと思います。


4万円台の新しい2DINモデルが「WX-S5510」。フロントにAUX端子があるのはとても使い勝手がいいはず。

──それにしても、安い。
石田:いま、この価格帯のCDレシーバーの人気が高いんですって。ライバルはアルパインの「CDA-9847J」やカロッツェリア「DEH-P050」、アゼスト「DXZ555MP」、JVCの「KD-C444」&「KD-C434」、ケンウッド「E303」、それにもっと安いけどイクリプス「E1105CDT」など、いっぱいあります。

それらに対する「CDX-R5510」のアドバンテージは、前述のモーションブレードとSN比120dBというスペック、それにMP3のほかATRAC3&ATRAC3plusの圧縮形式に対応しているあたりですね。やはり、CDの挿入口が見えないデザインは高級っぽく見えるし、防塵性も高い。ディスプレイがシンプルだから大人っぽいイメージが感じられますね。

──SN比って、何ですか?
石田:SN比とは、音声信号のレベルに対するノイズレベルの強さを表すもので、この数値が大きいほどノイズが少ないということです。
他社の同価格帯のモデルはSN比100〜105dB程度だから、よりクリーンな音が楽しめるということです。DRIVE-SというメカとS-MOSFETという内蔵アンプのパワーICがいいんでしょうね。
圧縮形式はVAIOとソニックステージというソフトを使っている人には便利ってことでしょう。ま、このへんはWAVやWMAに対応したカロッツェリアもあることだし、特にソニーが優位ということもないんですが。

──DSOやEQ3って、何です?
石田:DSOとはソニー独自の音場生成技術で、ダッシュボードの上に仮想音源を創り出し、音像を前方定位させるものです。
この機能を使わずに、前方定位の音場を創るのが理想ですが、スピーカーがコアキシャルタイプだったり、スピーカー位置が低かったりすると、音場がダッシュボードの高さまで上がってこないこともある。そんなときには効果的です。

EQ3は文字どおり、3バンドのイコライザーです。またBBE MPという機能も搭載しています。これはMP3に圧縮したときに失われる高調波を復元する機能です。

■iPodを想定した商品も同時発売

──次は、2DIN機の「WX-S5510」(4万4100円)です。
石田:これは、従来モデル、「WX-S2000」の硬派バージョンって感じです。同じ価格だし、「WX-S2000」に入っていたスペースプロデューサー(音楽のイメージに合わせて画像を表示する機能)が、「WX-S5510」には入っていないこと以外は、機能もほとんど同じ。「WX-S2000」も併売するみたいですから、デザインの好みで選べばいい。「WX-S5510」はブルー系、「WX-S2000」はアンバー系のイルミネーションですから、どちらがクルマのインパネにフィットするかとか。

細かいところでいえば、「WX-S5510」はフロントフェイスにAUX端子があって、ポータブルオーディオがつなぎやすいとか、MP3、ATRAC3、ATRAC3plusの圧縮形式に対応しているとかも違う。
あと、明るいインテリアカラーのKカーなんかに似合いそうな、ポップなシルバーバージョンの「X-S5510S」も用意されています。

──もうひとつ、「GMD-70」(3150円)というのがあります。
石田:1DINサイズのスペースに装着できる引き出し式の小物入れですが、後ろからRCAピンの出力端子が出ていて、小物入れのなかにステレオミニプラグの音声入力がある。つまり、ポータブルMDなど、外部プレーヤーを収納&配線するための小物入れです。

RCA出力をデッキのAUX入力につっこんでおけば、簡単にポータブルオーディオの音楽をクルマで楽しむことができる。「iPod」のヘッドホン出力を差し込めばiPodの音楽もカーオーディオで楽しむことができます。ただし充電はしませんが。でも1DINスペースが余っているクルマなら、フタ無しの小物入れを付けるよりも、コレを付けておいたほうが、何かと便利です。価格も手ごろですし。

(文=石田 功)

ソニー:
http://www.sony.co.jp/

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