【カーナビ/オーディオ】市販オーディオに替えてもステアリングリモコン使えます

2005.03.15 自動車ニュース

【カーナビ/オーディオ】市販オーディオに替えてもステアリングリモコン使えます

ラジオの選局やCDのボリューム調節を、ステアリングから手を離さずにできるステアリングリモコン。便利さのあまりオーディオを替えるのを躊躇してしまう人も多いのでは? そんな人に待望の商品が出た。

石田:ほら、これいいでしょ。

──あっ! 純正のステアリングリモコンで、アルパインのデッキのボリュームをコントロールしている!!
石田:ボリュームだけじゃなくて、ほら、CDのトラック送り/戻しやソース切り替えもできるんですよ。

──また、なんか秘密の改造したんでしょう。
石田:大阪の「リバイズ」というカーオーディオショップが開発したステアリングコントローラーというブラックボックスがあるんです。取り付けは簡単。まず電源をとって、あとは車種によって若干異なるそうですが、「フォード・フォーカス」の場合、純正オーディオのカプラーに1本配線して、リモコンの送信部をシフトレバー近くのパネルに埋め込んだだけ。ほんの20分ほどで取り付けが済んじゃいました。

──どうしてこんなことができるんですか?
石田:純正のステアリングリモコンの多くは、パルス信号を純正ヘッドユニットに送ってオーディオをコントロールしているそうなんですね。一方、市販オーディオのリモコンは赤外線式。つまり、このブラックボックスは、ステアリングリモコンから出たパルス信号を赤外線に変換して、シフトレバー近くに埋め込んだ送信部から赤外線信号を出すという仕組みです。

──じゃあ、操作できるのはアルパインのデッキだけ?
石田:いや、リモコン信号の学習機能を持っていますから、リモコン付きの市販デッキなら、どんなモデルでもOKです。AVアンプなどにはよく、学習リモコンが付属していますよね。リモコンの送信部を向かい合わせて、こっちのリモコンのボタンをもう一方のリモコンのこのボタンに覚え込ませるというやつ。あれと同じで、ステアリングリモコンのボタンに、市販オーディオのリモコンの機能を割り当てるという方式だから、ボリュームに必ずしもボリュームを登録する必要はない。自分で使いやすいようにカスタマイズすることもできます。

──石田さんはどういうカスタマイズをしているんですか?
石田:今、ボクは純正ステアリングリモコンと同じ操作を割り当てているんですが、ソース切り替えのボタンにオーディオの音声ミュートを割り当てようと思っています。クルマの中で聴いているのはCDがほとんどで、ソース切り替えの頻度は少ないし、電話がかかってきたときに一発でミュートできるのは便利ですから。あっ、もちろん電話はハンズフリーで受けてますよ。

──なかなか、便利そうですね。どんなクルマにも対応しているんですか?
石田:なにしろ、1ショップで開発したものですから、まだ十分な調査はできていないみたい。フォーカスをはじめとしたフォード系およびアメリカ車はほとんど対応できるし、BMWの3シリーズ(E46)も大丈夫。
あと「トヨタ・アルファード」と「トヨタ・ソアラ」の純正ステアリングリモコン付き車は動作を確認済みだそうです。ま、対応車種はこれから増えていくでしょうし、自分のクルマのステアリングリモコンも使えるのかと気になる人は、お店に問い合わせてみるのがいいでしょう。ちなみにホームページはhttp://www.revise.jp/です。

──気になるお値段は?
石田:ステアリングコントローラーの価格は取り付け費を加えると5万円前後です。ちょっと高価に感じるかもしれませんが、アルパインF#1StatusやカロッツェリアXなどの高級オーディオなら、相対的にそれほど高価に感じずに済みます。またAVナビにも使えるのはとっても便利ですね。
ナビの操作はタッチパネルで、ボリューム等のオーディオ操作はステアリングリモコンで、ということもできる。純正オーディオではステアリング周辺で操作ができたのに、市販機に変えたとたんにステアリングリモコンが使えなくなり操作性が悪くなったと不満を感じている人は多いと思います。そんな人は是非試してもらいたいですね。

(文・写真=石田 功)


ショップデモカーのE46「BMW 3シリーズ」の純正ステアリングリモコンは動作確認済み。


リモコンの送信部は市販ヘッドユニットの受光部で信号が受けられる場所に埋め込む。シフトレバー周辺のパネルなら大丈夫。


「フォード・フォーカス」の純正ステアリングリモコン。これでアルパインAVヘッドユニットの音量調整やトラック送り/戻しなどの操作が可能に。

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