スーパーチャージャー搭載「ロータス・スポーツエキシージ 240R」【ジュネーブショー05】

2005.03.01 自動車ニュース
【ジュネーブショー2005】スーパーチャージャー搭載「ロータス・スポーツエキシージ 240R」

【ジュネーブショー05】スーパーチャージャー搭載「ロータス・スポーツエキシージ 240R」

英ロータスカーズは、第75回ジュネーブ国際自動車ショー(2005年3月1日から13日まで開催)に、スーパーチャージャーで最高出力247psを得た、50台のみつくられる限定車「ロータス・スポーツエキシージ 240R」を出展。加えて、「自動車生産に革命をもたらす」というプラットフォーム技術「VVA」(Versatile Vehicle Architecture)を披露する。




【ジュネーブショー2005】スーパーチャージャー搭載「ロータス・スポーツエキシージ 240R」

■247ps with スーパーチャージャー

「ロータス・スポーツエキシージ 240R」は、ロータスカーズ内で高性能車を手がけるロータススポーツが作り上げた、エキシージのハイパワーバージョンだ。

エキシージのトヨタ製1.8リッター直4「2ZZ-GE」に、低圧タイプのルーツ式スーパーチャージャー(Eaton M62)とインタークーラーをボルトオン。最小限のモディファイ−−ロータスによれば、エミッションや燃費とハイパフォーマンスを両立する“エンジン・ダウンサイジング”コンセプト−−によって、ノーマルのエクシージより55psと6.6kgmもパワーアップとなる、最高出力247ps/8000rpm、最大トルク24.0kgm/7000rpmを得た。4000rpm付近でカムシャフトを低回転型から高回転型に切り替えることで、スムーズかつリニアにトルクを発生するという。




【ジュネーブショー2005】スーパーチャージャー搭載「ロータス・スポーツエキシージ 240R」

車重は若干増の930kg、6段MTを介して後輪を駆動し、0-96km/h加速は3.9秒、160km/hまで9.9秒で到達し、最高速度は249km/hと謳われる。50台の限定生産で、そのうち約8割が欧州で販売される。価格は6万2000ユーロ(約868万円)だ。


共用部品(色つきのパーツ)を使い、4WDのSUV(左上)と、ミドシップのスポーツカー(右下)という、まったく異なるボディ構造がつくれるという。

【ジュネーブショー2005】スーパーチャージャー搭載「ロータス・スポーツエキシージ 240R」

■ロータスらしい提案

VVA(Versatile Vehicle Architecture)は、生産・販売台数が中小規模のニッチモデルを開発するのに便利な、新しい生産方法の提案だ。
自動車メーカーは、コスト削減と開発期間を短縮するため、パーツの共用化を進めている。しかし、同じパーツを使って違うモデルをつくっても、デザインや性能を差別化するのが難しい。個性的なモデルは、往々にして生産台数が少なく、メジャー車種のプラットフォームを流用してつくられるケースも多い。


完成車のイメージ

【ジュネーブショー2005】スーパーチャージャー搭載「ロータス・スポーツエキシージ 240R」

ロータスが提案するVVAは、「エリーゼ」のシャシーに使われるアルミ接合技術を応用したもの。アルミ材をリベットや接着剤で組み立てるため自由度が高く、軽量で強固なボディ構造になるという。軽くて丈夫、かつ柔軟な設計に対応できる、ロータスの得意技を活かした提案だ。
アルミは原材料が高価で、加工するにも溶接温度がスチールより高く、設備などを含めたトータルコストは安くないかもしれない(すくなくともイニシャルコストは高そう)が、少量生産車の開発が容易になれば、個性的なプロダクトの登場が期待できる。

(webCGオオサワ)

エルシーアイ:
http://www.lotus-cars.jp/

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