日産、燃料電池スタックを自社開発

2005.02.22 自動車ニュース
 

日産、燃料電池スタックを自社開発

日産自動車は、同社の最新の燃料電池車(FCV)技術を、2005年2月21日に発表した。日産初の自社開発燃料電池スタックと、新開発した高圧水素容器がそれらであり、加速性能や航続距離などの性能の向上が図られた。

 

日産自社製の燃料電池スタックは、従来より小型化しながら高出力としたのがポイント。同一出力のスタック比であれば、約6割の容積に小型化できたことになるという。加えて2倍以上の長寿命化、スタックが発電できる温度領域などの拡大が実現されたという。

高圧水素タンクは、アルミ製ライナー層の外側に、高強度・高弾性カーボンファイバーを幾重にも巻きつけたもの。従来35MPa(350気圧)だったものを70MPaにまで高圧縮化し、同じスペースで水素貯蔵量を約30%増加。そのぶん航続距離を伸ばすことができるようになった。

本格的な公道試験を既に開始している他メーカーに比べ、日産はこの分野では遅れがちなのだが、この最新技術を用い、今後車両評価を開始し、トータル性能と信頼性の向上を図りたいとしている。

(webCG 有吉)

 

日産自動車:
http://www.nissan.co.jp/

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