「マフラーの汚れ具合でエンジンの調子がわかる?」

2005.02.12 クルマ生活Q&A エンジン

「マフラーの汚れ具合でエンジンの調子がわかる?」

いつも楽しく読ませていただいています。
以前、エンジンの調子(燃焼状態)が良いか悪いかは、マフラー出口の中についたススの量や色で判断できると聞いたことがあります。具体的にはどういうことでしょうか。ちなみに私のクルマで試してみたところ、こすった指にうっすらと黒いススがつきました。これはどういう状態なのでしょうか? 教えてください。

お答えします。マフラーの出口を見て、燃焼状態が良い悪いとははっきり判断できません。しかし、エンジンコンディションの目安として見ることはできると思います。

マフラー出口の部分でわかるのは、排出ガスがクリーンかどうかです。燃焼状態が良い場合は黒いススは発生しにくく、排出ガスは比較的クリーンな状態といえます。
これは燃料のコントロールと燃焼温度、それと触媒(三元触媒。詳しくは「触媒はどういうしくみになっているのでしょうか?」を参照)の性能によって違ってきます。最近の国産車や外国車は、厳しい排出ガス規制のおかげで、ススが出にくくなっています。燃焼状態をかなり細かくコントロールしているということですね。

さらに、燃焼状態は走行状況によって変わるということも、知っておく必要があります。
ストップ&ゴーが多い市街地では、触媒の温度が上がりにくいために燃焼状態が悪く、ススのもとであるHC(炭化水素)が発生しやすいでしょう。逆に、長時間の高速走行をした後は触媒の温度も高くなり、燃焼状態が安定しているため、ススも除かれてきれいになっている場合があります。

今回のように、市街地走行後にうっすらとススがついている程度であれば、比較的良好な状態といえるのではないでしょうか。

クルマ生活Q&Aトップへ