生産型「アルファロメオ・ブレラ」発表【ジュネーブショー05】

2005.02.11 自動車ニュース

【ジュネーブショー2005】生産型「アルファロメオ・ブレラ」発表

伊フィアット・オートは2005年2月1日、3月に開催されるジュネーブショーで、2+2クーペ「アルファロメオ・ブレラ」を公開すると発表した。

■第ニの皿か、伸びたパスタか?

2002年にジウジアーロが発表、「オートモティヴニュース・コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー」の最優秀賞を獲得した同名のショーカーが、ようやく生産型まで辿り着いた。
事実上、現行「GTV」の後継車となるため、一時は名前も「GTV」を引き継ぐ?との説もあったが、「ブレラ」に落ち着いたようだ。Breraとはアルファロメオの故郷ミラノにある、同市最大の美術館/美術学校の名前である。

全長×全幅×全高は4413×1830×1372mm。 コンセプトカーより25mm短く、64mm狭く、83mm高い。オリジナルのムードをここまで残して生産化に漕ぎつけたことは、高い賞賛に値しよう。
なお新型「アルファ・スパイダー」も、このブレラをベースにするといわれている。

エンジンは、ガソリンは2.2リッター185psと3.2リッター 260psが用意される。同時に2.4リッター200psディーゼルもカタログに載る。もはや新車登録の6割近くがディーゼルのイタリアでは、こちらのほうが明らかに主流となろう。
変速機はマニュアル6段とATが設定されている。
サスペンションは、前がハイマウントアッパー式ダブルウィッシュボーン、後がマルチリンクである。フロントドライブのほか、ヨンク仕様「Q4」も用意される。

このニュースのリリース当日、残念なことにイタリアではブレラは、それほど大きな話題にならなかった。2000年から続いてきたフィアット−GM提携に関する、「GMが賠償金を払うことで提携手解消近し」という憶測ニュースの陰に隠れてしまったからである。

それはともかく、この「待たせに待たせた」ニューモデル、まだまだ待たせる。発売開始は今年末の予定なのだ。ヴァカンツァ(ヴァカンス)後のお楽しみである。

時間をかけて焼いた極上のセコンド・ピアット(第ニの皿)か、それとも調理場で忘れられ伸びきってしまったパスタか? その評価は、市場というリストランテで待つ厳しいグルメ=アルフィスタの評価にかかっている。 

(文=大矢アキオ)

生産型「アルファロメオ・ブレラ」発表【ジュネーブショー05】の画像

当初から提案されたグラスルーフも活かされている。

当初から提案されたグラスルーフも活かされている。

コンセプトカーではグラスハッチだったが、鉢巻状のラインから開くようにしている。

コンセプトカーではグラスハッチだったが、鉢巻状のラインから開くようにしている。

2002年に発表されたコンセプトカー。4リッターV8搭載をイメージしていた。

2002年に発表されたコンセプトカー。4リッターV8搭載をイメージしていた。

このムードを壊さずに移行した生産型は、充分合格点といえよう。

このムードを壊さずに移行した生産型は、充分合格点といえよう。

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