欧州フォードのトップ「モンデオ」のスペシャルバージョン「ST220」上陸

2005.02.01 自動車ニュース

欧州フォードのトップ「モンデオ」のスペシャルバージョン「ST220」上陸

フォード・ジャパン・リミテッドは、ヨーロッパ・フォードの旗艦「モンデオ」ベースのハイパフォーマンスセダン「モンデオST220」の日本導入を、2005年1月31日に発表、3月1日に発売する。販売台数は20台で、価格は430.5万円。

■もうすぐSTシリーズ完成

「モンデオST220」は、2003年5月に一足先に投入された「フォーカスST170」に続く高性能シリーズ「ST(Sport Technologies)」のうちの1台。フォード・ジャパンは2005年上半期にスポーティ・コンパクトカー「フィエスタST」導入を予定しており、これでブルーオーヴァルのヨーロッパカーラインSTシリーズを完成させたい考えだ。

ヨーロッパでは2002年にリリースされたモンデオST220は、フォードの特殊車両開発部門「SVE」(2003年5月からは「フォード・チームRS」)が、ノーマル車のエンジン、サスペンション、ブレーキをチューンした「グランドツアラー」を標榜するスポーティモデルである。

パワーユニットは、「デュラテックST」こと3リッターV6。軽量化や吸排気効率の向上を図るなどし、最高出力226ps/6150rpm、最大トルク28.6kgm/4900rpmというアウトプットを得た。ノーマルの2.5リッターと比べると、それぞれ56psと6.2kgmのアップだ。ちなみにフォーカス同様、車名は馬力からとられた。

トランスミッションは、ゲトラク社との共同開発という6段マニュアルトランスミッション。パフォーマンスは、0-100km/h加速が7.1秒、最高速度は250km/hという。

四輪独立懸架のサスペンションは、前マクファーソンストラット、後4リンク。前後ともスプリングレートやダンパーの減衰力などを高性能チューニングしたものという。足もとには、225/40R18サイズのロープロファイルタイヤを履く。

四輪独立制御のABSは標準。加えて、前後ともに大型ブレーキ(前57mmのシングルポット・キャリパー+ベンチレーテッドディスク、後はソリッドディスク)を採用し、ストッピングパワーを強化した。

さらにトラクションコントロールやESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)も標準で与え、コーナリング時のスタビリティや操縦安定性の確保に努めている。

エクステリアは、ブラックメッシュのエアインテークホール、ブラックベースのプロジェクタータイプ・フロントフォグランプに加え、ブラックメッシュのフロントグリル、左右分割デュアルエキゾーストパイプなどでスポーティさをアピール。
インテリアもブラックで、装備面ではチルト&スライド電動サンルーフ、レカロ製8ウェイ・フルレザースポーツシート、インダッシュ6CDプレイヤーなどを採用した。

(webCG 有吉)

フォード・ジャパン・リミテッド「モンデオ」:
http://www.ford.co.jp/mondeo/

関連記事
  • フォード・モンデオST220(FF/6MT)【試乗記】 2006.7.7 試乗記 フォード・モンデオST220(FF/6MT)
    ……450.0万円

    2006年からカタログモデルとなった、「チームRS」が手がけたフォードのスポーティスペシャル「ST」シリーズ。ミドルサルーン「モンデオST220」は、派手さこそないが、随所にプロの業が感じられるクルマだった。


  • フォード・モンデオST220(6MT)【試乗速報】 2005.2.15 試乗記 フォード・モンデオST220(6MT)
    ……430.5万円

    ヨーロッパ・フォードの高性能シリーズ「ST」に新たなモデルが登場した。特殊車両開発部門「SVE」が開発したハイパフォーマンスセダン「モンデオST220」に、『webCG』本諏訪裕幸が試乗した。


  • フォード・モンデオセダン V6ギア(5AT)【試乗記】 2002.6.21 試乗記 フォード・モンデオセダン V6ギア(5AT)
    ……323.0万円

    「ジャガーXタイプとプラットフォームを共用する」といった、モデル政策上のニュースが先走った感のあるフォード・モンデオ。しかしドライブすると、Xタイプとはまた違ったクルマに仕上がっていた。webCGエグゼクティブディレクターが報告する。


  • BMW 318iスポーツ(FR/8AT)【試乗記】 2017.3.17 試乗記 BMWの「3シリーズ セダン」に、「1シリーズ」や「2シリーズ」と同じ1.5リッター直3ターボを搭載した廉価モデルが登場。そこに“駆けぬける歓び”はあるのか? 走りや乗り心地の印象に加えて、燃費のデータを報告する。
  • フォード・フォーカスST170(6MT)【試乗記】 2003.7.30 試乗記 フォード・フォーカスST170(6MT)
    ……300.0万円

    エンジンに“スペシャルヘッド”が奢られ、最高出力173psにチューンされた2リッターツインカムを積む「フォーカスST170」。6段MTが組み合わされたスペシャルモデルに乗った自動車ジャーナリスト河村康彦は、ST170のパフォーマンスとライドコンフォートのバランスに満足するも……。


  • 800psの「フェラーリ812スーパーファスト」が日本上陸 2017.5.23 自動車ニュース フェラーリ・ジャパンは2017年5月23日、最高出力800psを発生する新たなフラッグシップモデル「812スーパーファスト」を日本国内で初披露した。
  • ポルシェ911 GT3(RR/7AT)/911 GT3(RR/6MT)【海外試乗記】 2017.5.22 試乗記 ピュアなレーシングカーである「ポルシェ911 GT3カップ」譲りの4リッター水平対向6気筒エンジンを得て、一段とサーキットに近い成り立ちとなった新型「911 GT3」。その実力を南スペインで試した。
  • ベントレー・フライングスパーW12 S(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.23 試乗記 「ベントレー・フライングスパー」に、最高速度325km/hの「W12 S」が登場! ベースモデルに上乗せされた10psと20Nmに、230万円のエクストラに見合う価値はある? ややコワモテの試乗車と対した筆者は、見て驚き、乗って驚き、走らせてまた驚いた。
  • アウディQ2ファーストエディション(FF/7AT)【試乗記】 2017.5.18 試乗記 アウディのSUVファミリーである「Qシリーズ」に、最もコンパクトな「Q2」が登場。「今後の販売の柱」と位置づけられるニューモデルの実力を、装備充実の1.4リッターモデルで確かめた。
  • マセラティ・レヴァンテ ディーゼル(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.15 試乗記 いよいよデリバリーが始まった「マセラティ・レヴァンテ」のディーゼルモデルに試乗。いたるところにちりばめられたブランドシグネチャーとは裏腹に、巨大なボディーやエンジンのフィーリングなど、筆者の知る“マセラティ”とはまるで別物……。お前は一体何者だ? その正体がはっきりと見えたのは、伊豆のワインディングロードだった。 
ホームへ戻る