独BMW、旗艦「7シリーズ」をマイナーチェンジ、ややアク抜け!?

2005.01.31 自動車ニュース

独BMW、旗艦「7シリーズ」をマイナーチェンジ、ややアク抜け!?

独BMW AGは、フラッグシップサルーン「7シリーズ」をマイナーチェンジし、2005年春より市場へ投入すると、2005年1月28日にBMWジャパンが発表した。

■全世界に16万台

2001年9月のフランクフルトショーでお披露目されたBMWの旗艦、4代目「7シリーズ」は、全世界でこれまでに16万台近くが販売されたという。同社の歴代高級サルーンのなかで最高の成績を残しているという現行型は、人生の折り返し地点を迎え、各所にファインチューンが施された。

改良のポイントは大まかにいって4点。6種類中5種類を一新したエンジン、シャシーやサスペンションの最適化、お化粧直し、そして「iDrive」をはじめとするコントロールシステムや装備品の変更・追加が行われた。




■パワーアップしつつ燃費はキープ――エンジン

まず最大のトピックであるパワーユニットだが、トップ・オブ・トップの「760i/Li」に搭載される6リッターV12を除く全エンジンが見直された。

7シリーズ販売の60%以上を占めるという8気筒ガソリンユニット車は、従来までの「745i/Li」「735i/Li」に替わり、「750i/Li」「740i/Li」が登場。750は4.4から4.8リッターに排気量をあげ、パワーは34psアップの367ps/6300rpm、トルクは4.1kgm太くなり50.0kgm/3400rpmとなった。
一方740のユニットはプラス0.4リッターの4リッターで、アウトプットは306ps/6300rpm(34ps増)と39.8kgm/3500rpm(3.1kgm増)。両エンジンとも、燃費は先代と同等レベルをキープしているという。

日本では馴染みのないディーゼルユニットでは、「745d」(旧「740d」)のV8が新開発、「730d」の直6はファインチューン版。またエントリーグレード「730i/Li」には、「630i」と同じ3リッター直6を与えた。




■3つのパッケージ――サスペンション

アルミ製のサスペンション系も見直された。トレッドを14mm広げ走行特性の向上を図っただけでなく、バリエーションを増やした。標準仕様に加え、連続調整式エレクトロニックダンパーコントロールなどを統合しボディのロールを抑える「アダプティブ・ドライブ・サスペンション」、そして「スポーツ・パッケージ」が用意される。

■アクが抜けたルックス――デザイン

クリス・バングルの斬新な手法で話題を呼んだエクステリアデザインは、BMWのアイコン、キドニーグリルをはじめ、ヘッドランプ、フロントエアダム、テールランプなどに手が加えられ、ややアクの抜けた、“高級車然”としたフォルムになった。




■「iDrive」改良

鳴り物入りで採用された操作系インターフェイス「iDrive」では、コントロール・ディスプレイに表示されるメニュー・ガイダンスの最適化や、メニュー表示の更新、各種エンターテイメント機能への直接アクセス、とりわけオーディオ音源とラジオ周波数帯の直接選択機能が新しいところ。

装備面では、キセノン・ヘッドランプとヘッドランプ・ウォッシャーの全モデル標準化、急ブレーキ時にブレーキランプの発光面積と明るさが増し後続車に警告する「2段階点灯式ブレーキ・フォース・ディスプレイ」(国別法規定により非装備の場合あり)、MP3にも対応するオプションのCDチェンジャーなどが特徴だ。

(webCG 有吉)


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