フィアットの旗艦「クロマ」、11年ぶりに復活!【ジュネーブショー05】

2005.01.20 自動車ニュース

【ジュネーブショー2005】フィアットの旗艦「クロマ」、11年ぶりに復活!

伊フィアットは、2005年1月18日、最高級モデルとなる新型「クロマ」の概要を発表した。同年3月のジュネーブショーで公開する。

新型のボディは5ドア・ハッチバックで、スタイリングは初代と同じジウジアーロによる。全長×全幅×全高は4750×1770×1600mm。ホイールベースは2700mmだ。

エンジンは、ガソリンが1.8リッター16バルブ(130ps)と2.2リッター16バルブ(150ps)の2種類。「マルチジェット」ディーゼルは1.9リッター(120/150ps)に加え、新開発の2.4リッター(200ps)も用意される。

生産は、現在「スティーロ」を生産している南部カッシノ工場が担当する。

初代「クロマ」は、フィアットの最高級車として1985年に登場。「ランチア・テーマ」「アルファ164」「サーブ9000」と共通のプラットフォームを持ち、広い室内空間が好評を博した(新型クロマのプラットフォームは、同じGMグループの「オベル・ベクトラ/シグナム」と共有)。
イタリアではタクシーや覆面パトカーとしての需要も多かったほか、プローディ元首相は公用車として使用していた。

しかし1994年に生産を完了。以後フィアットはトップ・オブ・レインジが欠落したまま今日に至っていた。

新型は社内で「194」「ラージ」の略称で開発が進められていた。一時会社の経営危機で中止との噂もあったが、その後計画が練り直され、再スタートした。

惜しいのは発売がはるか先の6月ということ。2年前の新型「パンダ」もそうだったが、フィアットの発売開始は夏休みの直前・直後になってしまうことが、なぜか多い。
新車でヴァカンスに行きたいユーザーは多いはずなのに、そのスローなスケジュールがもどかしい。

(文=大矢アキオ)

FIAT:
http://www.fiat.it/

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リアフェンダーは力強いアーチを描く。

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11年ぶりにフィアットの最高級車が復活した。

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こちらは旧型クロマ(1985-1994年)

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