【デトロイトショー2005】フォードからは、世界初のPZEVディーゼルハイブリッド
2005.01.12 自動車ニュース
![]() |
【デトロイトショー2005】フォードからは、世界初のPZEVディーゼルハイブリッド
年初恒例のデトロイトショー(NAIAS=North American International Auto Show)が、2005年1月9日に開幕。フォードからは、マーキュリーブランドのコンセプトカー「メタワン」をピックアップしたい。
![]() |
「マーキュリー・メタワン」は、車内に3列シートを配したクロスオーバービークルのコンセプト。デザインもさることながら、先進の安全性能と環境性能をアピールポイントとする。
まずセーフティ面では、「レーン・デパーチャー・ウォーニング」を装備している。ウィンドシールド後ろにマウントされたカメラが走行レーンを認識。ターンシグナル(つまりウィンカー)なしでレーンを逸脱しそうになったとき、視覚的、聴覚的、触覚的にドライバーに注意を促すというものだ。右にはずれそうな場合は運転席右側が、左の場合はシート左側が振動する。
![]() |
加えて、カメラとレーダー、コンピューターが衝突を予測、ドライバーがブレーキペダルを踏まなかった場合に車両側が自動的にブレーキをかける「CMbB(Collision Mitigation By Braking)」も搭載される。
環境面のトピックは、フォードが世界初を謳う「PZEV」ディーゼルハイブリッド技術。PZEV=Partial Zero Emission Vehicle、つまり部分的に公害物質を排出しない車両のことだ。
V6ツインターボのディーゼルユニットに電気モーターとモジュラー化されたトランスミッションを組み合わせ、現行のガソリンV10ユニット並のトルクと、それよりよい燃費を記録するという。
(webCG 有吉)
![]() |
関連キーワード:
フォード,
デトロイトモーターショー2005,
イベント,
自動車ニュース
-
NEW
ミツオカ・ヒミコSレザーパッケージ(FR/6AT)【試乗記】
2018.4.18試乗記尋常ではない長さのフロントフードと、それに沿って配置される伸びやかなフロントフェンダー。独立独歩のデザインを貫く「ミツオカ・ヒミコ」が2代目へと進化した。富山の小さな自動車メーカーが送り出す、“最新モデル”の出来栄えは!? -
NEW
一時代を築いたビッグネームが帰ってくる! 「トヨタRAV4」の“来し方行く末”
2018.4.18デイリーコラム2018年のニューヨークショーで初披露された5代目「トヨタRAV4」。クロスオーバーSUVブームを起こした初代から、ついに日本未発売となった現行型までの、栄枯盛衰の歴史を探るとともに、新型の持つ魅力について考えた。 -
ルノー・カジャー インテンス(FF/7AT)【試乗記】
2018.4.17試乗記限定モデルの先行販売を経て、いよいよ“正式に”日本に導入された「ルノー・カジャー」。あまたのモデルがしのぎを削るコンパクトSUV市場に投入されたフランス産のニューモデルは、ある意味、実にルノーらしい一台に仕上がっていた。 -
第86回:クルマはドイツ的発想に支配された?
2018.4.17カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。第86回は「クルマはドイツ的発想に支配された?」。元日産のチーフクリエイティブオフィサー・中村史郎氏にカーデザインのイロハを学ぶ企画、第3弾。グローバル化で、デザインはどう変わったのか!? -
第3回:ディーゼル車「V40 D4」で駆ける
2018.4.17ボルボV40 解体新書クリーンディーゼルエンジンを搭載する、ボルボのコンパクトハッチバック「V40 D4」。2015年夏の発売以来、国内で人気を集めてきたのはなぜか。装備充実のグレード「インスクリプション」に試乗してその理由を探った。 -
アストンマーティン・ヴァンテージ(FR/8AT)【海外試乗記】
2018.4.16試乗記スタイルも中身も一新! 攻めのデザインをまとって登場した、新型「アストンマーティン・ヴァンテージ」。アストンきってのリアルスポーツは、どれほどの走りを見せるのか? ポルトガル・アルガルベサーキットで、その実力を解き放った。