「タービンは回っているのに、過給圧がかからないのはナゼ?」

2004.12.18 クルマ生活Q&A エンジン

「タービンは回っているのに、過給圧がかからないのはナゼ?」

はじめまして。ターボ車のタービンについて質問があります。
ブースト計などを付けてメーターをチェックしてみると、空ぶかし(無負荷)の状態では過給圧はかかりませんが、走行などで負荷がかかると過給圧が発生します。空ぶかしでもタービンは回っているのに、なぜ過給圧がかからないのでしょうか?(YTさん)

お答えします。空ぶかしの状態というのは、エンジンに負荷がかかっていない状態を意味しています。このとき、エンジンを力強く回す必要がないため、燃料の供給が少なくなるのです。
そうなると、燃焼の圧力が低くなり、排出ガスも過給圧がかかるほどタービンに流れないわけです。これが「タービンが回っているが過給圧がかからない」状態です。

走り出すなどして負荷を与えると、無負荷の状態よりも多くの燃料が入ることで、燃焼圧力が上がります。その排出ガスは大きな圧力となってタービンに送られ、過給圧が発生するわけです。

余談ですが、レーシングマシンでは話は別で、ホンダが以前F1に投入していた、1000psを発揮する1.5リッターターボエンジンでは、空ぶかしでもしっかりブースト計は動いていました。いかに多くの燃料を噴射していたかがわかりますね。

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