「ルノー8ゴルディーニ」40周年イベント、仏で開かれる(後編)

2004.11.12 自動車ニュース

「ルノー8ゴルディーニ」40周年イベント、仏で開かれる(後編)

フランスの北西部、ブルターニュ地方のロレアックという村で、2004年10月2、3日、「ルノー8ゴルディーニ40周年記念イベント」が開催された。パリ在住のライター、野口友莉が3回にわたってリポートする最終回は、極めて珍しいクルマに試乗したエピソード。

■水陸両用車に試乗!

「R8G」こと「ルノー8ゴルディーニ」の40周年記念イベントは、マノワール自動車博物館で毎年開催されているAuto-Brocante(自動車骨董市)の一環として企画された。
今年で12回を数える骨董市には、約300のブースが設置され、ポスターやミニチュアカーらのグッズ類、自動車パーツはもちろん、クルマの売買も行われていた。また、チーズ専門店まで露店を広げるなど、フランスらしい一面も……。

約1万人強がこの骨董市に毎年訪れるらしいが、今年は先の40周年イベント効果もあって、1万2000人まで増加した。パリから380km、住民わずか700名の村に20倍近くもの人々が押し寄せたことになる。交通手段はクルマしかないが、主催者も来場車数まで把握しきれないらしい。住民はすくないが、土地はあるのが強みかもしれない。

同自動車博物館の広大な敷地内にはアルピーヌらのフレンチ勢をはじめ、MGやフォルクスワーゲンら7つのクラブも各々集合していた。
そのなかで、特に目を引いたのが水陸両用車だ。敷地内の大きな池で、試乗させてもらう機会を得た。モーターボートのような威力には欠けるが、たしかに水中はリア下に設置されたプロペラの回転によって邁進する。写真やSFドラマの世界でしか見たことがなかったマシン。この稀少な乗り物に興味津々で近付く人たちの姿は絶えなかった。

会場になったマノワール自動車博物館がオープンしたのは約20年前。14000平方mもの展示スペースには、クラシックカーを中心に、F1マシンらのレーシングカーら貴重なクルマばかり300台以上が並んでいる。オーナーはフランスでいくつもの自動車雑誌を発行する人物だけに、セレクションの目はたしかだ。その他、ミニチュアカーら3000点以上、ラリーなど古いレースのビデオも常時上映されている。

この週末、会場に訪れたエンスージャストたちは、ファンタジー・ワールドにいるような時空を体験したに違いない。

(文&写真=野口友莉)

 
「ルノー8ゴルディーニ」40周年イベント、仏で開かれる(後編)の画像

骨董市で見つけた、1950〜60年代に発行されたフランスのオートジャーナル紙(現在は雑誌)。当時既にカラーだった。
 

	骨董市で見つけた、1950〜60年代に発行されたフランスのオートジャーナル紙(現在は雑誌)。当時既にカラーだった。
	 

珍しい水陸両用車。右はオーナー、左はジャン・ラニョッティ。
 

	珍しい水陸両用車。右はオーナー、左はジャン・ラニョッティ。
	 

水上を走る!
 

	水上を走る!
	 

博物館の敷地内にある池の辺に集まったMGクラブ。
 

	博物館の敷地内にある池の辺に集まったMGクラブ。
	 

300台以上の所蔵を誇るマノワール自動車博物館内。F1コーナーでは、1968年の「フェーリ126C3」ら18台のF1マシンが来場者を迎える。
 

	300台以上の所蔵を誇るマノワール自動車博物館内。F1コーナーでは、1968年の「フェーリ126C3」ら18台のF1マシンが来場者を迎える。
	 

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