「ルノー8ゴルディーニ」40周年イベント、仏で開かれる(中編)

2004.11.11 自動車ニュース

「ルノー8ゴルディーニ」40周年イベント、仏で開かれる(中編)

フランスの北西部、ブルターニュ地方のロレアックという村で、2004年10月2、3日、「ルノー8ゴルディーニ40周年記念イベント」が開催された。パリ在住のライター、野口友莉が3回にわたってリポートする中編では、そうそうたるメンツを揃えたパレード走行について。

■往年のルノー・ドライバーたちも集結

「ルノー8ゴルディーニ=R8G」40周年記念イベントとして、ルノー・コレクションより数台のレーシングカーも特別展示された。

ルノー初のF1マシン「ルノー・エルフ・タイプRS01」。そして、1978年のルマン24時間レースに参戦、終盤までトップを走行していた「ルノー・アルピーヌ・ルマン・タイプA443」。いずれも搭載されたエンジンにアメデ・ゴルディーニが関わっている。

ツール・ド・コルスらのラリーで多くの優勝を収めた「ルノー5マキシ・ターボ」らもあわせて展示。また、A443が優勝争いから脱落した後、同タイプのA442で総合優勝したジャン=ピエール・ジョソーや、5ターボとは切り離せないジャン・ラニョッティなど、往年の名ドライバーによるデモ走行も披露された。
アクロバット・ドライビングが得意のラニョッティは、観客の前で時々スピンを見せるなどのサービスも。会場に訪れたファンは大歓声をあげていた。

ルノーの初代F1ドライバー、ジャン=ピエール・ジャブイーユを含め、往年のルノー・ドライバーたちのほとんどが、若い頃にこのR8Gを駆っている。当時「ゴルディーニ・カップ」 という主に若手のアマチュアを対象にしたワンメイクレースが存在していた。ジョソーによると、「ゴルドゥ(R8G)は操縦テクニックを要するだけに腕を磨く絶好の機会だった」らしい。このゴルディーニ・カップは、まさにプロへの登竜門であった。

2日の土曜日夜には、博物館内のバーでカクテル・パーティも。ブルゴーニュの白ワインを片手に、時にはゲストのドライバーたちも交えながら、R8Gのオーナーたちは熱く、陽気に語り合っていた。プロとファンが気軽に雑談できる光景は、その昔、至るところで見られたらしい。(後編につづく)

(文&写真=野口友莉)

 

日本でも人気の高いゴルディーニ・ユニット搭載の「アルピーヌA110」。
 

「R5マキシ」を駆るジャン・ラニョッティ。観客の目前でマシンを回転させながら走行するなどスペクタクルを披露。
 

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