【東京モーターショー2004】日産ディーゼル「尿素でクリーン化」

2004.11.04 自動車ニュース
 

【東京モーターショー2004】日産ディーゼル「尿素でクリーン化」

2004年11月2日のプレスデイで幕を開けた第38回東京モーターショー(商用車)。日産自動車の隣にブースを構える日産ディーゼル工業の目玉は、尿素を使った触媒を持つ大型トラック「Quon(クオン)」だ。


平成17年(新長期)排出ガス規制への対応と、燃費改善の双方をクリアするという尿素SCRシステム搭載車「クオン」
 

■PM約90%、NOx約50%減

日産自とルノーが株式の40%強を持つ日産ディーゼルのコーナーには、ステージの横に押し込められるようなかたちで「久遠=クオン」が展示されていた。

最大の特徴は、世界初の実用を謳う「尿素SCRシステム」。これは、燃費を改善しながら、有害なPM(粒子状物質)を抑制する超高圧燃料噴射による燃焼効率最適化と、NOx(窒素酸化物)を尿素で低減させる排出ガス浄化技術からなり、「FLENDS(フレンズ)」と総称される。
これにより、高速走行における燃費を従来比で約10%向上。PMは約90%、NOxは約50%低減できるという。

医療品や園芸用肥料に使われる尿素水(AdBlue)は無色無臭で無害だが、これを供給するインフラが必要という。日産ディーゼルは、関連会社の協力のもとインフラ整備を進め、全国約800ヶ所にステーションを設置。安定したサプライにも問題はないとしている

クオンには、そのほかに経済的なドライブを車両が指南してくれる省燃費運転音声ガイド「燃費王」や、居住性、安全性に配慮した新型キャビンなどが盛り込まれている。

(webCG 有吉)

日産ディーゼル工業:
http://www.nissandiesel.co.jp/

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